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松下電工

インド企業買収で5期連続の増収増益を狙う

2007年7月18日(水)

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 松下電工は、インド最大の電材メーカーであるアンカー・エレクトリカルス(ムンバイ市)を約500億円で買収した。アンカーはコンセントやブレーカーといった配線器具や照明器具の製造・販売会社で、インド国内の配線器具で35%(台数ベース)のシェアを握るトップ企業だ。

 アンカーは2006年度の売上高は約240億円で、20%を超える高い営業利益率を誇る優良企業。松下電工の畑中浩一社長は「2010年には売上高を500億円にまで伸ばす」と高い目標を掲げる。

 急成長を遂げるインドでは、住宅やオフィスなどの新規着工が相次ぎ、建設市場の伸びは年率約19%とも言われる。今後も大幅な需要の伸びが期待できるインドの建設市場に参入すれば、新規着工戸数が伸び悩む日本の国内市場に代わる収益源として期待できる。

 2006年度の売上高のうち、国内での売り上げが85.9%を占める。海外戦略は十分とは言えない状態だ。「今後はM&A(企業の合併・買収)を含め、海外戦略を強化する」と畑中社長は宣言した。

 インドで細かい販売網を構築するアンカーのネットワークを使い、インド国内での電材や照明などの住設機器、そして松下電器産業の白物家電製品などの販売を増やす計画。また、インドだけでなく、中国など成長著しい新興国を中心に事業を拡大する予定だ。

上方修正期待から株価上昇

 2007年度の連結業績を売上高が2006年度比0.8%増の1兆6800億円、営業利益が6.8%増の880億円と見込む。全事業の売り上げをほぼ横ばいとする予想は、やや控えめな数字という印象が否めない。

 さらに、現在発表されている業績予想数値には、アンカーの業績寄与が反映されていないため、業績の予想数値の上方修正は間違いないと見られる。その期待感もあって、株価はアンカーの買収を発表した4月末(1360円)あたりから上昇し、7月10日には一時1612円と2割ほど高い値で推移している。

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「松下電工」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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