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日本精工

戦後最大の機械景気に、海外戦略が花開く

  • 中川茂雄

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2007年7月31日(火)

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 業績は、グローバル経済の拡大とBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)及び資源国の台頭で活況が続いている。

 2008年3月期の営業利益は前期比9%増の680億円の見込みで、昨年2月に策定した中期3カ年計画の最終年度である2009年3月期740億円、営業利益率10%の達成も可能性が高まってきた。さらに、長期目標として2016年創立100周年のNEXT10に向けて、売上高1兆円、営業利益率10%以上を掲げている。

 中期経営計画では、成長戦略と体質改善の2つを柱とし、成長戦略ではグローバル戦略の拡大がその中核となる。

海外売上高比率は約50%、この20年で約30ポイント上昇

 日本精工のここ20年の歩みを見ると、海外売上比率が着実に高まっている。1988年3月期は19.6%、99年3月期42.7%、2007年3月期49.2%と20年間で30ポイント近く上昇した。当初は日系自動車メーカーの海外現地生産に伴うものであったが、次第に自動車から産業機械分野へ、日系企業から現地企業へ需要先を広げてきた。

 日本精工が、中期的に目指していることは世界最大の軸受けメーカーであるスウェーデンのSKFにいかに追いつくか。既に、SKFのお膝元である欧州では1989年に英ベアリングメーカーRHPを買収し、事業基盤の強化に力を注いできた。

 欧州では、ここ5~6年、顧客分野を絞り込み、重点マーケットに専任チームを設け、セールスエンジニア、アプリケーションエンジニアが、アフターサービス、エンドユーザーの教育・研修、技術的問題の解析の請け負いなど、顧客の信頼関係を強化する施策を講じてきた。

 欧州を中心に日本精工はグローバル化を着実に進めてきたが、SKFに追いつくためには、需要が伸びている一般産業機械用軸受けと、補修用アフターサービスの事業を伸ばすことが欠かせない。

風力発電機用大型軸受けで、受注急増

 一般産業機械用軸受けでは、風力発電機用大型軸受けの受注を急速に増やしている。同製品の売上高は2005年度30億円が2010年度には150億~160億円に拡大し、世界シェアも10%から20%台半ばあたりに高める見込みだ。

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