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マツダ

復活も第2幕へ、円高で真価問われる商品力

  • 伊藤 暢人

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2007年8月27日(月)

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 9月11日からドイツで開催されるフランクフルト・モーターショーで、マツダは大黒柱のセダン「マツダ6(日本名アテンザ)」の新モデルを発表する。バブル期の過剰投資などに苦しんで経営危機に瀕していたマツダが、2002年5月に今のモデルを投入して以来、約5年ぶりに新型のお目見えとなる。

 2002年の初代の発売前は、マツダは約1年半にわたり新車発売がなかった。ここからスポーティーな乗り心地と個性的なデザインによる「新世代商品群」の投入に本腰を入れた象徴的なクルマでもある。「Zoom-Zoom」などのキーワードを掲げたブランド再構築の挑戦は、見事このアテンザが皮切り役を務めた。

130回の受賞歴

 国内だけでなく、米国の合弁工場などでも生産しており2007年8月までの世界での累計生産台数は130万台を突破した。国内はもとより、ニュージーランドや中国の自動車雑誌が主宰する年間最優秀自動車の賞などを含め、世界で合計130回(8月1日現在)の受賞歴を重ねている。この初代アテンザの成功がなければ、マツダの復活劇はなかったとされる重要な車種だ。

 マツダ6の発表に先立つ今年7月には、最量販車種である小型車「デミオ(海外名はマツダ2)」をフルモデルチェンジした。以前よりも強度を増した高張力鋼板を使用するなどで、前のモデルより車重を約100キログラム軽量化し、最軽量のモデルで970キログラムを実現。1トンを切るほどの軽量化により燃費はカタログ値で1リットル当たり23キロメートルを達成した。さらに重量税なども軽減できて、トータルで保有コストを抑えられることを売り物にしている。

 丸みを帯びたスタイリッシュなデザインなども20~30代の女性に受けて、出足は好調だ。発売から1カ月の受注は、月間販売目標の3倍に当たる1万5000台に達した。同社の井巻久一社長は、「これからのマツダを支えていく柱となる商品」と期待を込めている。このデミオやアテンザは、新世代商品群の第2世代となる。2台が両輪となってマツダを安定的な成長軌道へと牽引することが期待される。

1ドル1円の円高は25億円の減益要因

 一方、マツダにとっての泣き所は、工場が国内に集中しており収益性が為替レートに左右されやすい点だ。1ドルにつき1円の円高になると、営業利益ベースで25億円の減益要因になる。またユーロでは、1ユーロ1円の円高で同15億円の影響を受ける。

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