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企業文化を数値化するツールが登場

ベンチャー・オンラインとハートアンドブレインが提供

  • 杉山 泰一

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2007年9月7日(金)

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 中小企業向けに新卒採用業務の支援サービスを提供するベンチャー・オンライン(東京都港区)は9月10日から、企業文化を診断するオンラインツール「CPCC(利益創造力診断テスト)」の提供を開始する。CPCCを受講すれば組織の体質的な課題が明らかになるので、離職率を低減させたり、収益を最大化させるために企業文化をどう変革していくべきかが分かったりするという。

 1999年7月設立のベンチャー・オンラインは、これまでに約2000社の中小企業の新卒採用を支援してきた。学生への知名度が低く、人事部がないような小さな企業を中心に、優秀な新卒学生を採用するためのノウハウを教えたり、会社説明会や採用面談などの時に人員面でサポートしたりしてきた。

 同社はまず、現在新卒採用業務を支援している約600社にCPCCの利用を勧める。特に、若手社員の離職を抑制するための施策を練るコンサルティングに活用する考えだ。

 CPCCは企業文化を診断するツールなので、1つの企業に所属する多数の社員に受講してもらう。CPCCの設問は全部で150問。「目標達成」「自己表現」「持続的成長」「有機的提携」「危機意識共有」「専門家集団」「完璧主義」「競争第一」「権力維持」「否定主義」「規律的承認」「慣習重視」「安定性重視」「組織依存」「減点思考」の計15分野の質問が10個ずつ出題される。

 これら15分野のうち最初の5つは、その企業の「グロースマインド(進化し続ける文化)」の度合いを診断するための設問だ。そして、次の5つが「アグレッシブマインド(個人主義文化)」の度合いを、最後の5つが「コンサバティブマインド(現状維持文化)」の度合いを診断する。

 グロースマインドは、チームが一丸となって創意工夫を凝らし、高い業績目標を達成し続けようという意欲が強い文化を指す。難易度の高い仕事に情熱を持って取り組み、チームメンバーが互いに支え合い、助け合うことで、個人の能力の足し算以上の力を発揮する。つまり、継続的に利益を創造していく力が強い組織である。

 アグレッシブマインドは、社員同士が勝ち負けにこだわる文化。ある程度までの競争心は企業収益にプラスに働くものの、行きすぎるとチームとしてのまとまりに欠け、収益面でマイナス効果を及ぼしたり、人材の流出が激しくなったりする。ベンチャー・オンラインの唐澤誠章社長は、「創業から間もない企業はアグレッシブマインドが重要な場合も多いが、事業が軌道に乗り、組織が大きくなってきたら、通常はグロースマインドの醸成を目指すべきだ」と指摘する。

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