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セコム

矢継ぎ早のM&Aで本業の警備事業を強化

  • 谷川 博

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2007年9月25日(火)

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 セコムがM&A(企業の合併・買収)を加速させている。

 2005年8月の万引き防止システム最大手の高千穂交易(2676)の株式取得を皮切りに、同年10月にはビル管理大手の東京美装興業(9615)へ出資、その3カ月後にも住宅・不動産開発中堅の細田工務店(1906)へ資本参加した。また、2006年10月には警備保障中堅の東洋テック(9686)の株式を取得して持ち分法適用会社化し、12月にも防災機器大手の能美防災(6744)を子会社化した。さらに、2007年5月には東京美装興業の出資比率を引き上げ、同社を持ち分法適用会社にした。

最高益更新、“経常”は1000億円突破

 一連の動きは一見脈絡のないように映るが、セコムの狙いは実に明快だ。ズバリ、その行動原理は本業の警備サービス事業の強化にある。

 同業の東洋テックの場合は言うまでもないが、ほかのケースでも各社との関係強化によって警備サービスの販売拡大が期待できる。例えば、万引き防止システムの高千穂交易と連携すれば小売店への営業を強化できるし、ビル管理の東京美装興業の顧客層を活用すればオフィス需要を開拓できる。細田工務店との提携では同社が分譲する戸建て住宅街へのサービス提供が容易になる。能美防災の防災機器と融合すれば、付加価値の高い新サービスを開発できる。

 一連のM&Aは顧客基盤の獲得、そして技術資産の強化を狙ったものと言える。

 果敢なM&Aが奏功し、業績も順調に拡大している。2007年3月期連結決算では売上高が前期比8.2%増の6139億円、経常利益が同6.3%増の1027億円と、いずれも過去最高を更新。経常利益は初めて1000億円の大台に乗った。

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