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「国内専用」減る新車・秋の陣

背水の12車種投入するが、海外向けのアレンジも

  • 伊藤 暢人,佐藤 嘉彦

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2007年10月9日(火)

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 「市場創造商品でこれまでになかった需要を喚起していきたい」

「マークX ジオ」を前に「市場創造」を強調する渡辺捷昭トヨタ社長

「マークX ジオ」を前に「市場創造」を強調する渡辺捷昭トヨタ社長 (写真:村田 和聡)

 9月26日に高級ミニバンとうたった「マークX ジオ」を発表したトヨタ自動車の渡辺捷昭社長はこう語る。このクルマは、後ろの席に1人用のシートを2つ積み込んで4人掛けを基本とし、ゆったりとした乗り心地と高い走行性能を追求している。

 開発責任者を務めた第2トヨタセンターの杵築邦昌チーフエンジニアは「子育てが終わり、ミニバンの買い替えを考えているユーザーに向けて生み出した全く新しいタイプのクルマ」と独自性を強調する。

トヨタ、毎月1台のラッシュ

 トヨタは今年、国内で前年比0.6%増の172万台の販売目標を掲げたものの、1~8月の累計では同8.6%減と苦戦している。軽自動車を除く市場全体は9.6%減なので、全体の落ち込みと比べると善戦しているとは言えるものの、盛り返すまでには至らない。

 そこで今年8月からの5カ月間で、トヨタは5車種(「レクサス」ブランド含む)を発売する見込みで、新車効果による販売拡大を狙う。「まだ販売目標の旗を降ろしたくない。できる限り挑戦していきたい」と渡辺社長は気を抜かない。

 今回発売する5車種のうち最も力を入れている新車が、このマークX ジオだ。国内専用車として開発し、月間平均で4000台、発売から今年末までの3カ月間では2万台の受注を狙う。

 こうしたトヨタの動きに対して、各社も新車をぶつけてくる。

 日産自動車は10月2日、スポーツカーの「スカイライン クーペ」を投入。10月24日には、東京モーターショーの会場で往年の名車「GT-R」の新車を発表する。報道陣向け公開日であるこの日、世界に向けてこのクルマを告知し、12月頃に発売予定の日本を皮切りに、欧州、米国、オーストラリアなどでの販売も検討している。

 主力の小型車「フィット」の新型車を10月26日に発売するのはホンダだ。2001年に発売した初代のモデルから今年6月末までの間に、世界115カ国で累計200万台を販売したヒット車だ。現行モデルは高い燃費性能などが評価されており、次期モデルにも注目が集まっている。このほか、三菱自動車がセダンの「ギャラン フォルティス」と「ランサー エボリューションX(テン)」を発売した。

 こうして勢揃いする今秋の新車は主なものだけで12車種に上る。その共通の特徴は燃費性能だろう。エンジンに吹き込む燃料の量を調整する機構やCVT(無段変速機)の採用などで、旧型よりカタログ値で5%超向上しているモデルが多い。さらに、トヨタは全新型車に乗員の側頭部を保護するエアバッグを標準装備するなど、安全機能も向上させている。

底冷えの国内市場を沸騰させられるか

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