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トヨタ自動車

世界一でも、株価上がらず

  • 伊藤 暢人

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2007年10月22日(月)

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 10月24日から幕張メッセ(千葉市)で、開催される東京モーターショー。40回目を迎える今年は、10年ぶりにトラックなどの商用車と乗用車が同時に展示される総合自動車展となる(一般公開は27日から)。

 軽自動車を除く乗用車で国内45%超のシェアを持つトヨタ自動車(7203)は、このモーターショーで、従来にない発想のコンセプトカーを並べる。例えば、日欧の若手デザイナーが開発した「Hi-CT」は、少し格好悪いものを「カッコイイ」と捉える若者をターゲットにした。背が高く、直方体に近いシルエットで開発テーマである「アンバランス」を表現している。これまでトヨタが苦手としていた若いユーザーへのアプローチを考えたコンセプトカーだ。

Hi-CT

 また、渡辺捷昭社長が「夢のクルマ」として開発の目標に掲げる「乗れば乗るほど健康になるクルマ」を目指した「RiN(リン)」は、ハンドル類に電極を設けて運転手の心電を測る。運転手の精神状態を推し量りながら、車内のディスプレーなどを調整していく。

 こうした“突き抜けた"クルマを発表する背景には、国内市場の閉塞感を打破したいというトヨタの覚悟も垣間見られる。というのは、市場の冷え込みが予想以上に深刻な状況となっているからだ。

国内販売目標を下方修正

 「今年の国内での販売台数は160万台の半ばになりそうだ」――。10月9日、新型車「カローラ ルミオン」の発表記者会見で、渡辺社長はこう明かした。

RiN(リン)

RiN(リン)

 これまでトヨタは、今年の国内販売目標を前年比1%増の172万台としてきた。ところが、今年前半の販売台数の伸び悩みや、7月に発生した新潟中越沖地震などの影響による生産や販売の遅れなどがあり、前年割れの状態が続いていた。

 それでも9月までは「状況は厳しいかもしれないが、172万台という目標は旗として掲げ、それにまだ挑戦していきたい」と渡辺社長は目標を堅持し続けていた。しかし、9月は祝日が2日、月の後半にあったことなどで前年割れが続き、同9月末の段階で計画値よりも約10万台販売台数が少ないという結果に終わった。

 こうした状況から、ついにトヨタも販売目標の下方修正に迫られた。

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