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イオン、銀行も小売り流

「本部集約、シフト表、お客様カード」で新風

  • 永井 央紀,飯泉 梓

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2007年11月6日(火)

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 10月29日、イオン銀行が開業した。異業種から参入した銀行が、預金から住宅ローン、投資信託の販売まで総合的なサービスを有人店舗で展開するのは初めてのこと。ATMサービスが主体のセブン銀行や、インターネット専業のソニー銀行とは異なる新しい試みだ。

既存銀行への不満、解消したい

イオン銀行

(写真:清水 盟貴)

 売り物は使い勝手の良さ。午前9時から午後9時まで年中無休で営業し、ATMの利用手数料は無料。果たして採算が合うのかが気になるところだが、イオンの岡田元也社長は「既存の銀行にはお客様から不満の声があった。それを解消すべく、新風を吹き込みたい」と強気に語る。その背景には小売業の3つのノウハウを取り入れた特徴がある。

 1つ目は中央集権的な組織体系。東京都品川区のジャスコ品川シーサイド店内に開業した店舗は、旅行会社のサービスカウンターのようにこぢんまりしている。通常の銀行に見られる、大勢の事務員の机が並ぶ光景はどこにもない。

片岡正二社長は元みずほコーポレート銀行法務部長。法令順守にも注力する

片岡正二社長は元みずほコーポレート銀行法務部長。法令順守にも注力する (写真:石井 和広)

 実は、事務処理作業はすべて本社にデータを送って処理しており、その分、店舗では人員もスペースも最小限に抑えられるというわけだ。イオン銀行の片岡正二社長は「商品の仕入れや決済を本部に集約する小売業のモデルを模倣した」という。

 2つ目は最小限の人員で運営するノウハウ。休日も朝から夜まで営業する店舗では人員配置をどうするかが運営コスト上の重要な課題だ。特に9月30日から金融商品取引法が施行され、投資信託などの販売には丁寧な説明が不可欠。説明能力のある人員を、どの時間帯にどれだけ配置するかで人件費は大きく変わる。

 ここで活用したのはイオンがスーパーマーケットで使用するシフト表だ。鮮魚担当や総菜担当の人員を繁閑に合わせて効率的に配置するノウハウを基に、銀行窓口も最小限の人数で回せる体制にしたという。

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