「NB100」

ローソン

既存店伸び悩みの打開策

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2007年11月16日(金)

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 ローソンは、2001年から開始した店舗形態の多様化路線を進化させる。ローソンは他のコンビニエンスストアチェーンに先駆け、従来型店舗のローソンのほか、健康食品などを充実させた「ナチュラルローソン」では女性客、生鮮食品を充実させた「ローソンプラス」などで主婦や高齢者の獲得に力を注いできた。

 ローソンは、子会社だったナチュラルローソンを解散し、本体に吸収して、今後は積極的にFC(フランチャイズチェーン)展開する。また、ローソンプラスは今期中に既存店の700〜800店を改装していく。

 ローソンの2007年8月中間決算は、売上高は前年同期比7%増の1533億円、営業利益は同5%増の255億円と増収増益で、営業利益は中間期としては過去最高となった。

 好決算の背景には、ローソンが進めてきた顧客層の拡大戦略が奏功した面もある。「ローソンの客層拡大に対する施策は、一番積極的」とモルガン・スタンレー証券の清水倫典アナリストは評価する。

 ナチュラルローソン、ローソンプラスの店舗展開に変化を加えていくのは、これまでの拡大戦略を基本的に踏襲しつつ、質の向上でさらなる収益拡大を図るという見方はできる。その一方で課題も見えている。

前年を超えられない既存店売上高

 ナチュラルローソンやローソンプラスなど新たな収益源は築き上げられつつある一方で、店舗の大半を占める通常のローソンの売り上げが伸び悩んでいる。最新の中間決算の集計では、既存店の売上高は前年比で99%と微減している。

 こうした事態を打開するため、ローソンは、顧客の来店頻度や1回当たりの購入単価を上げるため、新たなサービスを始めることにした。店内調理だ。

 コンビニの総菜というと、どうしても「冷たい」とか「健康に良くない」といったイメージを抱かれがちだ。ローソンは店内調理による商品を導入することで、そうしたイメージを払拭できると踏んでいる。

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日経ビジネス編集部が、NBonline(日経ビジネス オンライン)上で定点観測していく100社のこと。100社は東京証券取引所第1部に上場する企業のうち、CSR(企業の社会的責任)と成長性を中心に日経ビジネス編集部が独自に選定した。このコラムでは、100社の動向や経営戦略を解説していく。NB100およびNB100株価インデックスについては、こちらのページを参照いただきたい。

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