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銀座から始める世界戦略

欧州のブランドが最初の旗艦店を開設

2007年11月21日(水)

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 世界トップブランドが最初の旗艦店を、ニューヨークでもミラノでもなく、東京・銀座に開設する。オーストリアに本社を置くクリスタル最大手のスワロフスキーが2008年3月末にオープンする店舗がそれ。東京を皮切りに、今後、世界各地で旗艦店を設けていく。

 同社は1895年の創業で、切削や研磨などの独自技術を持つ。このため、クリスタルのジュエリーとして高い評価を受けており、アカデミー賞やエミー賞などの表彰式で女優がアクセサリーとして身に着ける姿も珍しくない。

東京はファッション最先端

 スワロフスキーは、120カ国以上で2万人の社員を抱え、1150以上の店舗を展開する。2007年度の売上高は25億ユーロ(約4000億円)を見込む。そんな世界トップクラスの高級ブランドメーカーが、初めての旗艦店に銀座を選んだのはなぜか。

日本市場を狙うスワロフスキーのブッフバウアー氏

日本市場を狙うスワロフスキーのブッフバウアー氏 (写真:都築 雅人)

 「ニューヨークやミラノは、既に確立されたファッション。東京には斬新、先見のイメージがある。これは私だけではなくて、ファッション業界で共通する認識だ」。単独インタビューに応じた、創業家の5代目に当たるスワロフスキーのロバート・ブッフバウアー取締役はこう理由を説明する。

 背景には、 2004年から同社が取る拡大戦略がある。これまでクリスタルを使ったジュエリーを購入できるのは、限られた富裕層だけだった。スワロフスキーは、高級感を維持した普及価格帯の商品を投入することで、購買層を広げていく。2012年には売上高を50億ユーロ(約8000億円)に増やす計画だ。

 スワロフスキーが変わる──。新たなイメージを打ち出す場として、ファッショントレンドの先端である銀座は最初の旗艦店を出すのに適しているというわけだ。

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「銀座から始める世界戦略」の著者

戸田 顕司

戸田 顕司(とだ・けんじ)

食ビジネス シニアリサーチャー

「日経パソコン」「日経ビジネス」の記者、「日経ビジネス」兼「日経ビジネスオンライン」「日経トップリーダー」の副編集長、「日経レストラン」編集長などを務め、2016年3月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長