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「サブプライム」は買い場

来春に向け、日本株に種をまくファンドたち

  • 中原 敬太

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2007年12月11日(火)

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 サッポロビール、日清食品のカップヌードル、江崎グリコのポッキー、ハウス食品のギャバン・ポテトチップス、ブルドックソースのウスターソース…。これらは皆、11月15日に東京・日比谷の高級ホテル、ザ・ペニンシュラ東京で開かれた、あるパーティーのお土産だ。

 このパーティーの主催者は、米投資ファンドのスティール・パートナーズ。日本株ファンドの立ち上げ5周年を記念したもので、ファンドに出資する投資家や、代理人を務める弁護士、外資系投資銀行マンらが招かれた。「招待状をもらったが、スティールの仲間だと思われると仕事に支障が出るので、上司から出席を止められた」(外資系証券)人もいたが、会場は100人を超える盛況ぶりだった。

投資先“詰め合わせ”で宣伝

スティール・パートナーズはパーティーのお土産として、投資先企業の商品詰め合わせを配った

スティール・パートナーズはパーティーのお土産として、投資先企業の商品詰め合わせを配った (写真:スタジオキャスパー)

 そして帰り際に配られたのが、冒頭に紹介したお土産。水色のロゴ入りバッグには、スティールが投資する日本企業の商品が詰め込まれていた。株主として投資先企業の商品を応援しているということだが、あまりに豪華なパーティー会場と、1000円程度のお土産とのミスマッチに出席者は苦笑していた。

 スティールといえば、今夏、ブルドックの買収防衛策の差し止めを求め、法廷闘争に持ち込んだが、東京高裁に「乱用的買収者」と見なされ、抗告は棄却された。これで勢いを失ったかに思えたスティールだが、店仕舞いどころか、日清食品やノーリツの株を買い増している。今回のパーティーも日本での活動継続宣言といったところだろう。

 彼らの追い風となっているのは、サブプライム(信用力の低い米住宅ローン)ショックによる日本の株安だ。米国市場と為替相場に振り回される市場環境は、日本の中小型株を中心としたバリュー(割安)株に投資するファンドに絶好の買い場を与えている。

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