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商船三井

業績好調でも悩ましい海運市況の行方

2008年1月9日(水)

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 2007年末、商船三井(9104)が運行する積載量32万トンと世界最大級の鉄鉱石輸送船「ぶらじる丸」が三井造船(7003)千葉事業所から初航海に出た。「日本の資源輸送の大動脈となって、新しい歴史をつくってほしい」とぶらじる丸のプロジェクトを率いた商船三井の小出三郎副社長は感慨深げだ。

 ぶらじる丸は1月中旬にブラジルに着き、鉄鉱石を積んで新日本製鉄(5401)の大分製鉄所に向かう。商船三井は新日鉄との間で22年の鉄鉱石輸送の長期契約を取り付けている。

 商船三井は世界トップクラスのドライバルカー(鉄鉱石や石炭を運ぶばら積み船)のオペレーターだ。これまでも10万トン級のばら積み船で鉄鉱石を運んできた。従来は輸送費用の観点から、極東で鉄鉱石を降ろし、空になったドライバルカーはオーストラリアで石炭を積み欧州へ運び、その後ブラジルに向かう「世界一周航路」が一般的だった。汎用性が求められるばら積み船は荷揚げする港湾の設備上の問題で10万トン級のサイズなのだ。

鉄鉱石の需要急増で大型化

 この数年、鉄鉱石の需要が急増し、ブラジルの鉄鉱石が多く輸入されるようになった。それに伴い、日本とブラジル間でのシャトル便でも、採算が取れるようになった。つまりブラジルの鉄鉱石専用船という発想だ。船舶燃料が高騰する中、一度に従来の約2倍の鉄鉱石が運べるので、鉄鉱石1トン当たり13%の燃料削減ができるという側面もある。

 ライバルの日本郵船(9101)も30万トン級の鉄鉱石輸送船を2010年以降4隻導入予定だが、商船三井は2009年までに5隻導入と、一歩先を行く。

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