• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

小売業、宴の後の苦悩

相次いだ合併・買収でも業績・株価は不振

  • 田中 陽

バックナンバー

2008年1月17日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 M&A(合併・買収)後の苦悩――。2008年の流通業界を一言で言い表すとこうなる。成長を手繰り寄せるために果敢にM&Aで業容を拡大しようとしたものの、シナジー(相乗効果)が思った以上に見込めなかったり、逆に重しとなり、業績の足を引っ張る事態に陥りかねない状況となっている。

 典型的なものは「合併症」(金融筋)と呼ばれM&A後の処理として事業の切り離しなどで新たなビジネスが転がり込んでくる。

 「黒字化の手応えがあれば継続するが2008年8月期中に結論を出す」。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、ここ数年の間にM&Aなどで傘下に収めた靴専門店「ワンゾーン」、婦人服の「キャビン」などの不振事業の存廃について期限を区切って決断することを宣言する。「ユニクロ」で培った経営ノウハウの移植により、不振事業の再生に取り組むが「黒字化」のめどが立たないと見切る。そこには再々編が待ち受ける。

イオンにダイエーの重し

 7日に2008年2月期の業績の下方修正を行い、10期ぶりの減益見通しとなったイオン。衣料品販売の不振や米子会社の業績低迷などが主因だが、同社にとって今、最も気がかりなのは丸紅から昨年3月に取得したダイエー株(議決権ベースで15%)の価格推移だろう。イオンの取得価格は1547円、総額462億円だったが、7日のダイエー株の終値は565円と低迷している。ダイエーは現在、イオンの支援の下で経営再建に取り組んでおり、改善の兆しは見えているものの相場全体の地合いも悪く、取得時点に比べて6割強も下落。株価が取得額の半値を下回った場合は減損処理を余儀なくされる。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

面倒くさいことを愚直に続ける努力こそが、 他社との差別化につながる。

羽鳥 由宇介 IDOM社長