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JR東日本

成長性が味つけされたディフェンシブ銘柄

  • 久川 桃子

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2008年1月18日(金)

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 「JR東日本(9020)と全日本空輸(9202)の2社だからこそできるサービスを展開したい」。両社の共同記者会見の席で、小縣方樹JR東日本常務は両社で展開する包括提携への抱負を語った。提携の内容は、全日空のマイルからJR東日本のSuica(スイカ)ポイントへの交換や、提携クレジットカードの発行だ。

 スイカと航空会社のマイルの提携では、日本航空(9205)が先行していた。私鉄や地下鉄、バスでもスイカと相互利用可能なPASMO(パスモ)のサービスが始まっている。JR東日本が全日空と提携したことで、羽田空港を使う首都圏の住民にとっては、JALカードSuicaやANASuicaカード(仮称)を持っていれば、カード1枚で最寄り駅から目的地の空港まで行けるようになる。

スイカの進化で切符が消える

 スイカの利用範囲はさらに広がる。今年3月からは、JR東海(9022)とJR西日本(9021)が共同で提供するエクスプレス予約を利用すれば、JR東海やJR西日本のエリアでも、スイカがIC乗車券として利用可能になる。

 JR東日本のエリア内では、携帯電話を使った「モバイルスイカ特急券」のサービスも3月に始まる。このサービスが始まれば、紙の特急券がなくても、新幹線を利用できるようになる。乗車券で進んでいるIC化が特急券にも波及することで、紙の切符は珍しい存在になるかもしれない。

 JR東日本は、スイカ事業を「鉄道」、小売や不動産活用の「生活サービス事業」に次ぐ経営の柱と位置づけている。

 鉄道ビジネスは、路線の整備から、乗車需要を増やすため宅地や駅前にスーパーや遊技施設などの商業施設を作る沿線開発へと広がってきた。そこには物流や商流の展開が見られてきたが、スイカによる決済機能を持つことで金融面での展開が加わった。

 金の流れを押さえることで、手数料ビジネスなど新しいビジネスモデルを展開できるようになり、事業展開が駅や沿線周辺だけでなく、あらゆる場所で可能になる。それによって、JR東日本は取引先を拡大させている。

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