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トヨタ、低価格車は脱常識

丸投げ禁止で、インドなど新興国向けに

  • 伊藤 暢人, 佐藤 嘉彦

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2008年1月29日(火)

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 トヨタ自動車が水面下で準備を進めてきたインドなどの新興国向け低価格車開発が、大詰めを迎えつつある。

 これは2005年頃からトヨタが取り組んできた「エントリー・ファミリー・カー(EFC)」と名づけた車両だ。新興国市場を対象に、セダンなどで「80万円程度が目標」(トヨタ経営幹部)という価格帯を狙い開発を進めてきた。

丸投げ禁止で原価削減

 最初に投入される国として期待されるのはインドだ。2006年度は184万台(乗用車と商用車の合計)と日本の3分の1程度の市場規模ながら、今後は毎年10%以上の成長が見込まれている。

 同国でトヨタは、「カローラ」を250万円以上、ミニバンの「イノーバ」を200万円以上の価格で投入しているものの、約60万円のクルマなどを販売するスズキが乗用車市場の半分を占めている。現地でトヨタ車は高級車と位置づけられ、乗用車でのシェアは4~5%程度と低い。そこで、従来の半額以下の価格のEFCで10億人を有する巨大市場に切り込んでいく。

 トヨタは、この新型車の投入に当たり「脱常識」の施策を取った。現在、世界170カ国で販売しているラインアップに、80万円という低価格の車両はないからだ。トヨタとしては非常識とも言えるこの価格を実現するために、開発や生産の面で革新を強いられた。

 開発担当の岡本一雄副社長は「トヨタのエンジニアをもう一度鍛え直す機会」と、このクルマを意義づける。当初、社内から約30人のメンバーを選び出し、目標とする金額だけを伝え、開発の初期段階では部品メーカーとの相談や部品開発の丸投げを禁止した。

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