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東芝

HD-DVDよりショックな半導体不振

  • 中原 敬太

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2008年2月6日(水)

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 東芝にとって今年は最悪な幕開けとなった。

 1月上旬に米ラスベガスで開かれた世界最大級の家電展示会、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)。開催期間中、イエローキャブの広告看板、会場のコンベンションセンターの外の垂れ幕と街の至る所で「TOSHIBA」と「HD-DVD」の文字が躍っていた。

 新世代DVD規格の1つであるHD-DVDは、ソニー(6758)などが推す「ブルーレイ」と激しい競争を繰り広げている。年末商戦ではブルーレイ陣営に水をあけられた東芝は、劣勢を挽回すべくカジノの街で勝負に出たのだが、開幕直前に既に勝負は決まっていた。米国時間の1月4日、米映画大手ワーナー・ブラザーズが今年6月から発売するソフトをブルーレイに一本化すると発表したのだ。

 不意打ちを浴びる形の状況に接して、HD-DVD陣営は予定していた記者会見を急遽キャンセルした。東芝の会見は予定通り行われたため、出席した東芝アメリカ家電社の小坂明生社長の周りに記者が殺到した。小坂社長は「負けたという意識はない。今後も事業を継続する」と言うのが精一杯で、逃げるように会場を後にした。

 東芝はブルーレイ優勢で進む製品販売の流れを変えるため、年末商戦でHD-DVD再生機の価格値下げに踏み切っていた。北米では年末商戦用の特別価格から一律50ドル値下げ、欧州でも3~4割引き下げた。

 しかし、"ワーナーショック"の影響は大きく、値下げ効果は限定的という見方が優勢だ。同事業の個別の損益は開示していないが、第3四半期だけで数十億円の赤字額が1~3月期に拡大する公算は大きく、株価への影響は避けられそうにない。

メモリー価格下落率は50%

 だが、東芝株の重しとなっているのは、HD-DVDだけではない。東芝が収益の柱として位置づけ、積極的に資金を投下する半導体事業で、販売価格の下落が止まらない。NAND型フラッシュメモリーのスポット価格は、2007年10~12月期は同7~9月期に比べて25%低下し、2008年1~3月期もさらに20%低下する見通しだ。

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