• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

BRICsで「HY戦争」再び?

ヤマハ発動機、「すれ違い戦略」でホンダに挑む

  • 江村 英哲

バックナンバー

2008年2月13日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

BRICsでもホンダを追撃する

 ヤマハ発動機がBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)市場において、ホンダとの2輪車勝負に挑む。ヤマハ発とホンダといえば、1980年代に国内の2輪車市場で激しいシェア争いを演じた「HY戦争」が有名だが、その舞台を海外に移すことになる。しかし、かつてのような値引きによる競り合いではない。知恵を絞った販売戦略によって、“巨人”ホンダが圧倒的シェアを持つ新興国市場に切り込む。

 ホンダの2輪車は確かに強い。アジア市場では5割のシェアを握り、ブラジル市場でも75%以上のシェアを確保する。世界第2位のインド市場では、地場の有力企業集団であるヒーローグループと合弁で100~150ccの2輪車を生産。年間817万台のインド市場(2007年)でその半分に当たる409万台を販売した。

顧客を富裕層に絞る

 ヤマハ発にとって新興国市場、特に将来は1000万台規模に拡大すると目されているインド市場の攻略は急務。とはいえ、ホンダと同じ土俵で販売台数を競っては勝ち目は薄い。実際、ヤマハ発のインドでの販売台数は2007年に12万台。現状ではホンダに惨敗している。

 そこでホンダと同じ顧客層を狙わない戦略で市場を攻める。例えば、ホンダのメーンターゲットである庶民層ではなく、所得の多い富裕層に絞った商品展開を進める。今年半ばには排気量150ccのスポーツタイプ2輪車「YZF-R15」を市場投入する。商品と顧客層をホンダとずらした「すれ違い戦略」で、価格競争を避ける。そして同時に、高級ブランドとしての認知度を高める戦略だ。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

もう中山素平のような人物が銀行の頭取という形で現れることはないだろう。

佐藤 康博 みずほフィナンシャルグループ社長