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トヨタ、タイで戦略車開発へ

人員倍増し、新興国向け次期IMVに備える

  • 伊藤 暢人

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2008年3月12日(水)

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 トヨタ自動車が、2015年頃をメドに発売する次の新興国向け戦略車(IMV=イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル)に向け、タイでの開発体制を強化する。

 現在、バンコク近郊に本社を置くアジア地域統括会社(TMAP-EM)では約500人の開発者が、各国の路面状況や排ガス規制などに対する調整・変更や、簡単な内外装の設計などを担当している。今後数年でこの人員を700人規模に増強、2015年頃までには現在の約2倍に当たる1000人の規模を確保する。

エンジンや車台も現地化狙う

 その時点で、内装や外装はもとより基幹部品である「エンジンや車台なども開発できるようにしたい」とTMAP-EMの野波雅裕上級副社長は期待する。本格的な現地開発を始めるのはこのIMVの次期モデルからと見られる。

 2009年にはグループで1040万台の世界販売を狙うトヨタが、このところ取り組んでいるのは開発の現地化だ。販売や生産の現地への権限委譲はほぼ仕組みを完成しているものの、開発については地域差が残っている。

 北米では「カムリ・ソラーラ」などの地域限定車は既に現地に開発を任せている。欧州でも来年にも発売する新型「アベンシス」に向け、現地から多数の開発陣を日本に送り込んでノウハウを習得させており、まもなく初めての現地開発車を市場に投入できる。そこで、2007年に106万台を販売しているアジア地域が次の対象になっている。

IMV輸出で成長

 開発拠点を設けたタイではバンコク近郊に4工場を展開しており、2007年には50万1000台を生産している。そのうちの47%を中近東やアジア、アフリカなど世界100カ国以上に輸出しており、トヨタにとっては海外で最大級の生産拠点となっている。

 その輸出の9割以上を占めているのはIMVの現モデルだ。2004年にタイで生産が始まり、その後インドネシア、南アフリカ共和国、アルゼンチンなどに生産拠点を拡大。1つの車台を使ってピックアップトラックやSUV(多目的スポーツ車)など5モデルを開発し、部品の共通化や集中生産などでコストを抑えている。トヨタとしてはこのモデルで生産と調達の現地化は進めたものの、開発の中心は依然として日本が担当したままだった。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長