日経ビジネスでは2008年3月24日号に掲載した第2特集「感覚消費をつかまえろ」で、消費者の五感に訴える様々な商品や販売手法を紹介した。この記事で紹介した企業のうち、丸井グループ8252、ハーレーダビッドソンジャパン、京浜急行電鉄9006が、顧客作りの要として開発した音を紹介する。
●有楽町マルイ
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●ハーレーダビッドソンジャパン
●京浜急行電鉄
まず始めは昨年10月にオープンした東京都千代田区の有楽町マルイの店内で実際に流れている音楽だ。有楽町マルイでは、「これまでの商業施設はあまり音楽にこだわっていなかった」という反省の下、店内音楽に力を注いだ。
買い物に夢中になっている時はあまり音楽に気づかないが、ふとした瞬間に耳に入る音楽によって心地よさを感じることもある。各売り場では、それぞれの顧客像の心理に合わせて、既成の音楽を選び、配信している。
売り場以外の休憩スペースやトイレには独自で作成した音楽を流している。東京芸術大学と共同で、それぞれの場所にはどんな音楽が合うかと考えて、作曲していった。まずはそれぞれの場所のイメージを作成した。そのイメージに合わせて音楽を作成した。
施設全体を「大樹」とした。そして入り口付近は「大地と接する根元」、休憩スペースは「高く伸びる幹」、パウダールームやトイレは「鳥たちが羽を休める枝」とした。これらのイメージに合わせて音楽を作成していった。
イメージと実際の音楽がズレてはいないか、事前に試聴会を開いて、顧客の声も取り入れていった。
性能の差を音で乗り越える
ハーレーダビッドソンジャパンでは、その特徴的なエンジン音が商品のイメージ作りの一端を担っている。
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