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営業員ゼロ、ネット生保始動

品数を絞り、料金・利便性で勝負

  • 磯山友幸,蛯谷 敏

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2008年5月14日(水)

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 市場規模約27兆円、世帯加入率90%。超成熟産業の生命保険市場に今春、新たな事業者が2社参入を果たした。

 新規参入組の武器はインターネット。かつて「GNP(義理・人情・プレゼント)」と呼ばれた感情に訴える営業とは決別、保険の選択から審査、契約までをすべてパソコン画面で済ませることができる。

「参入の機は熟した」

 これまで、保険会社の商品を比較できるサイトは存在したが、契約まで可能なものはなかった。

 新たに誕生したのは、SBIアクサ生命保険とライフネット生命保険の2社。いずれも、既存の国内生命保険会社系列以外の異業種からの参入だ。

第1号となったSBIアクサ生命の木村真輔社長

第1号となったSBIアクサ生命の木村真輔社長 (写真:陶山 勉)

 「ネット生保参入の機が熟した」と語るのは、SBIアクサ生命の木村真輔社長。同社は総合金融グループのSBIホールディングス(HD)と仏大手生保アクサが合弁で設立。4月7日、ネット生保第1号としてサービス開始。定期保険と医療保険の2種類を用意した。

 ネット生保最大の魅力は、既存生保に比べて割安な保険料だ。「保険商品は多様なので、一概に既存生保と比較はできない」と木村社長は言うが、高コスト要因となる保険営業員の人件費は、SBIアクサ生命ではゼロ。これが、廉価な保険商品の提供を可能にしている。社員約50人は、マーケティングや情報システムなどの業務を担う。

 SBIHDが保険業務のノウハウを持つアクサ生命を相手に選んだ決め手は、意思決定の速さ。「国内生保に比べ断然速かった」と木村社長は言う。

 金融業では、既に証券、銀行でネット専業が定着している。SBIグループでも、SBIイー・トレード証券や住信SBIネット銀行を傘下に置いているが、生保事業は残された最後の1ピースだったと言っていい。

 参入のネックとなっていたのは本人確認と健康診断だ。既存の生保と違い、対面販売ができない欠点を克服する必要があった。本人確認はカードや銀行口座を使い、健康状態の確認は、告知項目を厳格にすることで解決した。

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