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デジタル一眼、ブームの代償

カメラの販売は好調も交換レンズは前年割れ

2008年7月1日(火)

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 夏のボーナス商戦が到来し、デジタル一眼レフカメラ市場が“ブーム”と言えるほど過熱感を増している。

「EOS Kiss F」は低価格が武器

「EOS Kiss F」は低価格が武器

 入門機「EOS Kiss X2」を3月末に投入したばかりのキヤノンは、さらに価格を引き下げた「EOS Kiss F」を6月末から発売する。家電量販店が集中する東京・新宿エリアでは、ポイント分を差し引いた店頭の実勢価格がX2は8万円前後。Fは発売当初から7万円を切る値段になると見られる(ともに純正レンズが1本ついた価格)。

 対するニコンも負けてはいない。2月に発売した入門機「D60」を対象に6月20日から最大1万円の現金還元キャンペーンを始めた。発売から1年以上経っている「D40」は、ポイント分を割り引くとレンズ付きでも4万円台前半で買える。ここまで値段が下がると、コンパクト型デジカメの上位機種と価格帯は変わらなくなる。

レンズのセット販売が足かせ

過去最高は目前

 カメラ映像機器工業会(CIPA)によると、2007年のデジタル一眼の国内出荷台数は106万5776台で、前年より48.6%も増えた。2008年も4月までの累計で前年同期に比べて31.2%増を維持している。この勢いが続けば、フィルム時代の1980年に記録した約128万台という一眼レフカメラの最多出荷記録を超えそうだ。

 市場が拡大している最大の要因は、入門機の価格が年を追うごとに安くなっているから。デジタル一眼は価格が10万円を切るようになった2005年頃から本格的な普及が始まり、5万円台に近づくに従って購入層が拡大した。

 ユーザーの裾野は確実に広がっているが、課題もある。利益率の高い交換レンズの販売が伸びていないのだ。メーカーは割安感を演出するために、レンズを1~2本セットにして入門機を販売している。その割合は8~9割にも達しており、カメラは売れても追加のレンズ販売に結びついていない。

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「デジタル一眼、ブームの代償」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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