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防衛フィクサーと呼ばれた男

  • 児玉 博

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2008年8月1日(金)

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 一時は強制捜査はないとまで言われていた“防衛フィクサー”秋山直紀が脱税容疑で東京地検特捜部に逮捕された。

 防衛利権の闇に巣食う魑魅魍魎を一掃する――。防衛省を舞台とした汚職事件で東京地検特捜部の暴きたかった汚職の構造の、最後の、しかし重要な位置を占める小片が秋山だった。

 昨年11月15日、東京・永田町の悪名高き億ション「パレロワイヤル永田町」に特捜部の捜査のメスが入った。捜査の対象となったのは1104号室と901号室。それぞれの部屋には「安全保障議員協議会」、「日米平和・文化交流協会」という名前の団体が入居していた。

 前者で局長を、後者の社団法人で常務理事を務めていたのが防衛利権の黒幕、秋山なのである。

 秋山とは特別な関係にあると言われる久間章生を始め、額賀福志郎、石破茂ら防衛庁長官(大臣)経験者など大物防衛族議員が名を連ねる安全保障議員協議会。その一方で後者の日米平和文化交流協会では三菱重工、三菱電機などの幹部を始め日本を代表する重厚長大産業、商社などが会員となっている。

 「防衛産業と言っても自らではなにも決めることもできない。政治におんぶに抱っこだ。だからその調整を俺がやってやったんだ」

 逮捕前、自らの力を誇示するかのようにこう嘯いていた秋山。その通り「パレロワイヤル永田町」の9階、11階を行ったり来たりと使い分けては、防衛利権の調整役としての存在を強めていった。

 しかし、なぜ秋山はこれほど人脈を築くことができたのだろうか? その源流をたどっていくと大物政治家にたどり着く。秋山同様「パレロワイヤル永田町」の住人にして、自民党最高実力者だった金丸信である。

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