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金融界“異端”が手を組む必然

オリックスとクレディセゾンが経営統合交渉

  • 杉山 俊幸,永井 央紀

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2008年8月18日(月)

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 突如明るみに出たオリックスとクレディセゾンの経営統合構想。オリックス会長である宮内義彦の知己の1人は、こう明かす。

経営統合を模索するオリックスの宮内義彦会長(左)と、クレディセゾンの林野宏社長

経営統合を模索するオリックスの宮内義彦会長(左)と、クレディセゾンの林野宏社長(写真左:丸本 孝彦、清水 盟貴)

 「2~3カ月前のことになりますか。オリックスからセゾンとの経営統合の検討について話を聞いたのは。リスクもあるが、将来への布石としてオリックスが国内の基盤を固めるうえでベストミックスと思いましたね」

 オリックス首脳は、「まだまだセゾンとは、交渉の極めて初期段階ですよ。いくつかある交渉相手の1つと理解してください」と言うが、既にオリックスは外部の専門機関に経営統合を前提とした相談も持ちかけている。

 統合交渉の主役となる宮内と、クレディセゾン社長の林野宏。72歳と66歳になった金融界“異端”の2人が、この時期に結びつくのには訳がある。キーワードは“引退”だ。

セゾンを取り巻く環境激変

 「社長を辞める時期は決めていたんだけどね」。林野が社長になり8年が経つ。本当はもう退任していたはずだった。留任しているのは、貸金業法の改正で上限金利が引き下げられ、カードローンの金利に依存したセゾンのビジネスモデルが崩壊したからだ。

 穴を埋めるべく、不動産事業や中小事業者向け融資など多角化に向けた指揮を林野は執った。目指す姿を尋ねれば「オリックスみたいな総合金融業」と、明るく公言していた。昨年までは。

 だが、今年に入ると、林野には苛立ちが見て取れるようになる。「とんでもない規制ができちゃった」。7月に開いたセゾンの経営戦略説明会では、事業説明そっちのけで金利引き下げ規制への不満をぶちまけた。今年3月期の連結経常利益は27%減の581億円。カード事業の減益を多角化でカバーし切れない現実があった。

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