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タイヤも再利用する時代に

原料高を逆手に取ったブリヂストンの新戦略

  • 江村 英哲

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2008年8月25日(月)

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 すり減った靴底を張り替えるように、タイヤも削れた表面を交換して再生品を使うのが常識になる――。

古タイヤの表面を交換して再生したリトレッドタイヤは新品の8割ほどの価格で購入できる

古タイヤの表面を交換して再生したリトレッドタイヤは新品の8割ほどの価格で購入できる (写真:柴 仁人)

 ブリヂストンは古タイヤを修理して再利用する「リトレッドタイヤ(再生タイヤ)」事業を今夏から本格化した。対象となるのは、摩耗して溝が浅くなった商用車のタイヤだ。

 7月には埼玉県加須市に試験運用のための工場を設置した。この工場を運営する子会社、ブリヂストンTRKの山本正輝常務は「数年で全国20カ所にリトレッド工場を設置する」と意気込む。

 再生タイヤは新品に比べ2割以上安く販売できる。商用車は乗用車に比べてタイヤの交換頻度が高いため、欧米では大型トラックなどで使うタイヤの約半数に再生品が使用されている。だが、新品の価格が欧米に比べて安い日本では、再生品の人気はこれまで薄かった。

相次ぐ値上げで価格にメリット

 しかし、タイヤの主原料である天然ゴムが昨年末から高騰しており、国内タイヤメーカーは今春から一斉に値上げした。また、ガソリン価格の高騰によって、運送会社は経費削減に熱心だ。ブリヂストンはそこに目をつけた。

 同社の2008年6月中間期決算は、売上高こそ1兆6411億円と前年同期比1.6%の微増だったものの、原材料高の影響もあって、営業利益は836億円と同18%減少した。荒川詔四社長は「今後、タイヤメーカーの経営は、新品を売るだけでは成り立たなくなる。再生タイヤビジネスで、顧客との結びつきを強化する」と力を込める。

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