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セブン&アイが食肉加工メーカー4社と同一PBを開発

競合する日本ハムや伊藤ハムなどがチームに参加

  • 川又 英紀

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2008年9月3日(水)

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 セブン&アイ・ホールディングスが7月末に発売した、同グループ共通のPB(プライベートブランド)商品「セブンプレミアム」のウインナーとロースハム、ベーコンの販売が好調だ。これらの加工肉3品は、2007年5月に発売を開始したセブンプレミアム各品の発売1週目の週販実績で、過去最高を更新した。単品の売り上げでは、3品がセブンプレミアムのベスト3を独占している。

試食しながら、メーカーごとの味や食感の違いを確認(写真撮影:北山 宏一)

試食しながら、メーカーごとの味や食感の違いを確認(写真撮影:北山 宏一)

 これらのPBは競合する食肉加工メーカー4社がセブン&アイと1つのチームを組んで「同一のPB」を開発・生産するという異例の体制で作られている。しかも、商品開発に参加しているメーカーは最大手の日本ハム、二番手の伊藤ハム、そしてプリマハムと、はやしハム(東京・文京)である。業界の下位企業がPBを開発するのではなく、1位と2位のメーカーが特定の小売店向けのPB開発に協力しているのが最大の特徴だ。

 セブン&アイの事業会社の1つであるセブン-イレブン・ジャパンはもともと商品の過半数をオリジナル品が占め、その開発体制である「チームMD(マーチャンダイジング)」に定評がある。セブン&アイがセブンプレミアムの開発を始めた時も、プロセス管理手法などのノウハウはセブン-イレブンが提供した。

 ただし、これまではセブン-イレブンとメーカーが1対1で組むチームMDが主流だった。複数のメーカーを巻き込んだ今回は、セブン-イレブンにとっても前代未聞のチーム編成だったといえる。セブン&アイ各社にメーカー4社を加えた今回のチームMDの主要メンバーは約20人にのぼる。

 セブン&アイのライバルであるイオンは、同社のPBである「トップバリュ」ではメーカー名を伏せ、イオンの独自商品であることを前面に押し出している。それに対し、セブン&アイはセブンプレミアムの発売以来、メーカー名を商品パッケージの裏面に明記するという逆の戦略を取っている。

 今回は消費者におなじみのメーカーがそろい踏みし、日本ハムなど4社の社名が公表されているので、初登場のPBに対する安心感が発売直後から高まったと考えられる。商品を市価の1~2割安で提供するPB本来のお得感も強い。

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