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「トヨタと一蓮托生」に誤算

不振続く米国市場に部品メーカーが悲鳴

  • 細田 孝宏,江村 英哲

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2008年9月16日(火)

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 トヨタ自動車についていけば間違いない――。そんな部品メーカーの「常識」は過去のものになるかもしれない。

 8月の米国の自動車市場は前年同月比で約15%縮小し、10カ月連続の前年割れとなった。トヨタもその波には逆らえず、販売台数は前年同月比9.4%減に終わった。元凶はピックアップトラックに代表される大型車の不振。ガソリン価格の高騰で燃費への意識が高まり、消費者が敬遠した。そのあおりで大型車「タンドラ」を生産するテキサス工場は8月上旬から11月までの約3カ月間休止に追い込まれた。

苦しむオンサイトサプライヤー

 この事態に、頭を抱えているのは、部品メーカーも同じだ。特に「オンサイトサプライヤー」としてテキサス工場に部品を納める企業の悩みは深い。

 トヨタの工場敷地内に生産拠点を構えるのがオンサイトサプライヤー。テキサス工場には日本や米国などの21社のサプライヤーが入居している。狙いは部品生産をトヨタのラインにほぼ直結させ、物流費の削減や品質管理の強化につなげること。究極のジャスト・イン・タイムと言える。

 だが、急速な販売減によってこの手法が持つマイナス面が部品メーカーを直撃した。

 オンサイトサプライヤーの1社であるプレス部品メーカーのフタバ産業は、トヨタの稼働停止とともに生産ラインを止めたが、従業員は設備の保全などのために毎日出社している。現実には設備保全というのは苦肉の策。操業再開を見据え、人材をとどめておくためのものだ。

 もともとテキサスは自動車産業で栄えた土地ではなく、モノ作りの経験がある従業員は少ない。せっかく育てた従業員が転職してしまわないように出社してもらっているのだ。もちろん、その間の賃金は払い続けている。

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