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マック発の「黒船」が難破

リンガー創業者も見落としたノウハウ移植の条件

  • 田中 成省,鈴木 裕美

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2008年9月16日(火)

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 4000億円企業のトップだった人物が、売り上げ規模が10分の1に満たない同業他社の再生に力尽きた。日本マクドナルドの社長だった八木康行氏が9月4日、移籍先のリンガーハット社長を辞任した。2009年2月期に最終赤字に転落する責任を取った。創業家の1人、米濱和英会長が社長を兼ねて経営の第一線に復帰する。

 リンガーは業務のシステム化に熱心な外食企業として知られていた。人材難のバブル期には自動野菜炒め機を自社開発。2000年には、「トヨタ生産方式」を導入して調理工程を全面的に見直し、主力メニューの値下げも実施している。

本丸のメニューには手を出せず

「八木指揮」の黒字は2期だけ

 そんな企業が、業界で世界最先端の効率化ノウハウを持つマックの元社長を放っておくはずがない。2005年5月に、「八木リンガーハット社長」誕生。「黒船のようにいろいろな文化を当社に入れ、我々が作った仕組みをもっとファストフード化してもらうという期待もあってお願いした」(米濱社長)。

 だが、八木氏が社長を務めた約4年間で、最終損益が黒字だったのはわずか2期。八木氏は最後まで黒船になれなかった。

 リンガーの主力商品である「長崎ちゃんぽん」は、太い麺に300gもの野菜炒めが載る圧倒的なボリュームと手作り感が消費者の支持を集めている。だが、それ故に多くの課題も抱えていた。

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