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小泉元首相、記者だけが知る引退の内幕

  • 杉山 俊幸

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2008年9月26日(金)

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 9月25日夜、元首相の小泉純一郎の側近である衆院議員の声は、いつになくか細かった。

 「私だって驚いたし、悔しいし、残念だし…。自民党の今度の総裁選で、自分が推した小池百合子さんが負けたことが原因の1つかもしれません。ただ、小泉さんが好きなオペラや歌舞伎といっしょじゃないですか。最後、引き際が肝心だと考えたんでしょう」

 実はこの議員、小泉の口から「小池支持」の言葉を引き出した1人でもある。

 小泉純一郎、政界引退――。

 最後のサプライズ人事は自らの政界引退だった。

白いジャケットにピンクのシャツ

 9月11日、小泉は意気揚々としていた。

 この日、「小泉の偉大なるイエスマン」と自ら語った元幹事長の武部勤らによる政策研究グループ「新しい風」のパーティーが開かれた。総裁選公示後、小泉は初めて表舞台に姿を現した。白いジャケットにピンクのシャツをまとい、うっすらと日焼けした表情。時折、冗談を飛ばす様子からは、とても間もなく政界引退を表明するようには見えなかった。

 周囲がなんとなく様子の変化を感じ取ったのは、ちょうどその1週間後だったようだ。

 小泉改革を政策面で支えた有力ブレーンの1人に、「最近も、小泉さんにはお会いになられているそうで」と本誌記者が聞くとこう答えた。

 「そうですね。比較的このところ、まあ、いろいろありましたら」

 記者が「政界再編など、小泉さんもこれから忙しくなりそうで」とさらに尋ねると、「まあ、非常に限定的に考えておられるんじゃないですか」

 既にその段階で、小泉が支持を表明していた小池は劣勢、麻生太郎圧勝ムードが永田町界隈に蔓延していた。

 それを受けて、冒頭の衆院議員が漏らす。

 「もはや自らの威光が薄らいだと感じていたのかもしれません」

後継が初の敗北

 首相の座にあった時、官邸主導による強いリーダーシップを発揮し、事前には情報が一滴も漏れないサプライズ人事を繰り返して、「小泉劇場」を演出した。

コメント28件コメント/レビュー

小泉さんは随分前から65歳で区切りをつけると言っていたので驚きはありません。小泉さんは何だかんだと言ってきたことは実行してきたので、それを今回も実行したまででしょう。(2008/09/30)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

小泉さんは随分前から65歳で区切りをつけると言っていたので驚きはありません。小泉さんは何だかんだと言ってきたことは実行してきたので、それを今回も実行したまででしょう。(2008/09/30)

次の選挙では政権交代を期待するものの首相には麻生さんが小沢さんよりましではといったジレンマの選挙になるんでしょうね(2008/09/30)

・正直言って、小泉純一郎と言う人間が自民党の総裁選に出て、”自民党をぶっつぶす”と吠えた時は、日本の政界も少し変わるかなと期待したが、変えたのは、日本がアメリカの属国に完全に成り下がった事であり、更に、輪をかけて可笑しいのは、人口に占める国会議員の数であり、アメリカの属国になるなら、日本の国会議員の数は、人口で割るとアメリカの約1.5倍であり、小泉純一郎が自分の次男を跡目にしないなら納得出来る。更に、国会議員の数を半分にする為とでも言って辞めるべきである。そうすれば、官僚の数も、出来の悪い政治家の対応が減り、本来の行政活動に専念出来、まともな”偽装”の無い世の中に近づくのではないかと思う、今の世の中を憂う田舎の庶民より(2008/09/29)

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