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コンテナ船に異変、輸出産業総崩れの兆し

日本企業に迫る津波(3)

  • 中原 敬太,永井 央紀,小瀧 麻理子

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2008年10月22日(水)

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「日本は相対的に痛手が小さい」という声は、もうすぐ吹き飛ぶだろう。
海運の荷動きが急減し、工作機械の受注キャンセルが相次いでいる。
統計データにもまだ表れていない日本企業への今後の影響を探った。

 世界経済の動きは海運会社の荷動きから見える――。商品から資材、原料まで、世界中の荷を動かす海運会社の動向は、世界の実体経済の映し鏡だ。10月中旬はクリスマス商戦に向けた最後の荷積みをするピークシーズン。だが、そこに金融危機が暗い影を落とし始めている。

クリスマス前の減便

 「10月から米国向けコンテナ船を2割減便した」。大手海運会社のコンテナ船担当者は、厳しい表情でこう語った。クリスマス商戦は1年で最も商品が動く需要期。その最中に船を減らす、異例の事態だ。

 例年ならクリスマス商戦向けの輸送が一息つく11月くらいから減便に着手していたが、今年は1カ月も前倒しになった。商戦が終われば、さらなる減便に踏み切る可能性がある。この冬、海運業界全体では前年比10~20%の減便となる見通しだ。

 業界関係者によると、海運各社は6月頃から減便の検討を始めていた。昨夏に顕在化した米サブプライムローン問題が引き金となった金融危機は、実体経済の象徴である商品の動きにもじわじわと影響を強めていたからだ。

 日本海事センターによると、アジアから北米への荷動きは2007年10月から10カ月連続で前年同月比マイナスとなっている。そして2008年上半期(1~6月)では、前年同期比で7.4%減となった。その商品別の内訳はこうだ。

世界同時不況が日本企業を襲い始めた

注:前年同月比。新車販売台数は、日本と米国は9月、それ以外は8月。日本は登録車数。欧州は主要18カ国の合計。小売売上高は米国のみ9月、それ以外は8月。日本の小売売上高は全国百貨店売上高。インドは新車販売台数のみ
出所:新車販売台数は、欧州自動車工業会、インド自動車工業会、中国汽車工業協会、日本自動車販売協会連合会、米調査会社オートデータ。小売売上高は、EU(欧州連合)統計局、中国国家統計局、日本百貨店協会、米商務省

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