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米主導体制、終止符を打つのはオバマかマケインか

新大統領が背負う十字架

  • ニューヨーク支局 水野 博泰

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2008年11月4日(火)

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 11月4日の米大統領選挙がいよいよ目前に迫ってきた。金融危機の真っ只中で米国民が未来を託すのは、民主党のバラク・オバマ候補か、それとも共和党のジョン・マケイン候補か――。

 10月下旬時点で大手メディアによる世論調査は、いずれもオバマ氏が10ポイント前後の優勢という結果を示している。オバマ大統領の誕生はほぼ確実、そして議会は上下院ともに民主党が優勢を獲得し、地滑り的な大勝を収めるという見方が浮上している。

オバマ支持者が接戦を予想

 もちろん、選挙の結果は蓋を開けてみるまで分からない。

 民主党の牙城であるニューヨークで民主党支持者に聞いてみると、「実際にはかなりの接戦になると思う。マケイン候補が勝ったらどうなってしまうのか心配でならない」「結局オバマ候補は敗北し、共和党政権がさらに4年続くことになるだろう」などと予想外に弱気な答えが返ってくる。

 オバマ支持を表明している白人有権者の中には最後の最後で“黒人大統領”の誕生を許容できず、マケイン候補に投票する者が何%か確実にいると見られているからだ。人種問題が実際にどの程度、米国の有権者の投票行動に影響を及ぼすのかは未知数だ。

 言うまでもなく、いずれの候補が当選したとしても前途は多難、過酷極まりない船出になる。

 米国のGDP(国内総生産)がマイナスに転じて景気後退が統計的に証明されるのも、世界が連鎖的同時不況に突入していくのもこれから。「100年に1度の津波」(米連邦準備理事会前議長のアラン・グリーンスパン氏)は信用秩序を一気に崩壊させたが、それを再生することは一朝一夕にはできない。新政権の1期分、丸々4年間を費やしてもまだ足らないかもしれない。

 特にオバマ氏の場合、選挙戦を通じて「変化」をアピールしてきただけに、米国民のみならず世界中の期待感が膨らみに膨らんでいる。成果を示せない状態が続けば、逆に強烈な失望感が急速に蔓延し、かえって世界経済の自律回復を遅らせかねない。

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