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中国市場でもGM、フォードが凋落、トヨタ、日産は健闘

自動車「最後の砦」の攻防戦

  • 北京支局 田原 真司

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2008年12月1日(月)

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GMは広州モーターショーで戦略小型車「シボレー・クルーズ」を中国初公開

GMは広州モーターショーで戦略小型車「シボレー・クルーズ」を中国初公開

 11月19日から25日まで、広東省広州市で開催された中国広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)。中国有数の大市場である華南で開催される最大の自動車ショーとあって、世界の有力メーカーが出展を競い合う。

 だが、一般公開に先立つ報道関係者向けの公開(プレスデー)では、会場の雰囲気はどことなく盛り上がりを欠いた。広州ショーは毎年11月下旬に開催され、プレスデーにはメーカー各社が翌年の見通しを示すのが慣例。ところが今回、2009年の販売目標を明かしたメーカーはほとんどなかった。

 無理もない。中国の自動車市場は今年前半まで前年比20%近く成長し、年間の総販売台数が初めて1000万台を超えると予想されていた。ところが、北京オリンピックの開幕前後から一転して失速。8月(前年同月比6.3%減)と9月(同2.7%減)の2カ月連続で2年ぶりのマイナス成長に陥った。

幻に終わった1000万台超え

中国、米国、日本の自動車販売台数

 10月はプラスに戻したが、1~10月の累計販売台数は794万4800台と、成長率は11%に低下。通年での1000万台超えは絶望的で、成長率も10年ぶりの1ケタ台に終わりそうだ。

 自動車市場の失速は、上半期のガソリン高、株価や不動産市場の低迷、オリンピック開幕時に導入された交通規制など、複数の要因が重なって起きた。ここに、世界的な金融危機と景気後退のショックが追い打ちをかけた。

 「広東省や浙江省など、輸出産業の比重が高い地域ほど打撃が大きい。来年はおろか、年末商戦の計画も全く立たない」。ある日系メーカーの販売部長は顔を曇らせる。

 もっとも、10月の新車販売が30%も減少した米国や、4年連続の市場縮小が確実な日本に比べれば、中国の落ち込みは小さい。今後についても、モータリゼーションの途上にあるうえ、中国政府は総額4兆元(約56兆円)に上る大型景気対策の柱として道路網の整備加速を打ち出した。来年後半にも市場は回復に転じるとの見方もある。

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