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トヨタ、北米新工場の胸中

ビッグスリー迷走で際どい舵取りへ

  • ニューヨーク支局 金田 信一郎

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2008年12月16日(火)

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12月4日、トヨタ自動車はカナダの新工場を立ち上げた

12月4日、トヨタ自動車はカナダの新工場を立ち上げた

 スポットライトを浴びながら、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長の心中は複雑だったに違いない。12月4日、米自動車大手3社が、救済策を議会に懇願している日のこと。カナダ・オンタリオ州で、トヨタ新工場のオープン式典が開かれた。

 雇われた1200人の従業員は、式典の時間が近づくとウエーブを起こし、歓声を上げた。

 世界的な不況の中、新工場が立ち上がる――。経済活性化への期待から、産業大臣も駆けつけ、渡辺社長とともに、1号車の前で笑顔を見せた。

 その光景は、苦々しい表情のビッグスリー首脳とは対照的だった。その頃、崖っぷちの3人は、米上院の公聴会に出席し、厳しい質問を浴びていたのだ。

「トヨタ批判」の回避

 「失敗を犯しました」。米ゼネラル・モーターズ(GM)のリチャード・ワゴナー会長は、席上で経営責任を認めた。つい2週間前、自家用ジェット機で議会に乗りつけ、「低迷は金融危機のせいだ」と発言したが、厳しい批判にあい、姿勢を一転させた。

 各社のトップは、自らハンドルを握ってデトロイトからクルマでやってきた。席上でも低姿勢を貫き、経営監督機関を設置するという屈辱的な提案にも、「決定に従います」と同意するしかなかった。

 そんな中、トヨタが決めた日程はタイミングが悪すぎた。

コメント6件コメント/レビュー

Big3は、多少の波はあれ、数十年間シェアを減らし続けていたわけで、その間にも何十億円という役員報酬をもらい続けることが出来る、というのは本当に不思議。TT(2008/12/18)

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いただいたコメント

Big3は、多少の波はあれ、数十年間シェアを減らし続けていたわけで、その間にも何十億円という役員報酬をもらい続けることが出来る、というのは本当に不思議。TT(2008/12/18)

米国民の多くはビッグスリーの経営に問題があることを知っている。痛い目に遭うべきと思っている。 それでも、超大国米国を象徴する車業界で、ビッグスリーより給料の低い日本メーカーなんぞに負けることは望んでいないかもしれない。恐竜を倒すチャンスではあるが、倒し方を間違えるとまたわけのわからん税金をかけられたり不買運動をされかねない。難しい局面だと思う。(2008/12/18)

異論はあるにせよ、90年代の日本では高価格で性能制限のあったPC98に支配されていたデスクトップPC市場はコンパックやデルを始めとする良品廉価なPC/AT(DOS/V)機に市場シェアを席巻され、業界企業は国内事業は一新を強いられました。しかし、結果として後に事業用だけではなくコンシューマ向けまでのPC普及を促進することができ、米国以上に廉価化をするまでになりました。結果として事業規模の拡大には繋がった訳です。(他の要因もあり市場占有率は落ち込みましたが)保護主義は多くの場合日本のバブル後の様な不要非効率なゾンビ企業を生むばかりで社会の総和にはマイナスです。米国の場合もビッグスリー救済よりも1000万台を割り込もうとしている米国自動車業界自体の救済を考えた場合やはり同じ様に流れるべきで、トヨタにせよ市中に雇用を与える事を誇ることこそあっても、そこで不要なまでに怖じたり恥じたりする必要はないのではないかなと思います。(2008/12/17)

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