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ビッグスリー危機、米ゴルフ界に寒風

金融と自動車が主要スポンサーの米PGAツアーは

  • 舩越 園子

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2008年12月16日(火)

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 ビッグスリー(米自動車大手3社)は、今後、一体どうなっていくのか。もちろん、それも気になるが、同時に気になるのは米ゴルフ業界の行く末だ。

 そもそも米PGAツアーをスポンサード面で支えている2大業界は、金融業界と自動車業界。その双方が「本業」で大きな痛手を受けているのだから、「副業」のスポンサードが、いつまでも続くわけはない。

 「本業」で生き残るためには、まず「副業」からカット。そうなると、米PGAツアーはこれからどうなってしまうのか…。先行きは暗い。とりわけ、自動車業界ビッグスリーの不振は、米PGAツアーの試合開催や運営、選手たちのサポート体制等々あらゆる面に如実に反映される。

 振り返れば、自動車業界の不振がゴルフ業界へ今年最初に反映されたのは春先だった。4大メジャーの1つ、マスターズのテレビ中継におけるCM提供をGM(ゼネラル・モーターズ)が2009年は中止すると発表したのだ。

 しかし、マスターズは、かつて女性差別問題が拡大化した際、全CMを停止した状態でも何食わぬ顔でテレビ中継を行った前例があるため、同社のCM提供中止は、さほど大きな影響を及ぼさないだろうと見られていた。

オフィシャルカーの提供をカット

 だが、GMの「ゴルフ離れ」は、それだけでは終わらなかった。米国経済悪化が深刻化した今年10月、同社はPGAツアーへのオフィシャルカー提供を来季は大幅減とすることを発表した。

 空港に到着すれば、必ずオフィシャルカーが待ち受けている生活を当然のように謳歌してきた選手たちにとって、オフィシャルカーがなくなるのは非常に不便。PGAツアーは同社と必死の交渉を続けたが、「無い袖は振れぬ」ということで、同社の姿勢は変わらなかった。

 来季は大半の試合で選手たちが自分でレンタカーを借りて運転することになるかもしれない。「昔はオフィシャルカーなんて無かったわけだし、下積み時代はみんな自分でレンタカーを借りて転戦していたのだから大丈夫」と、とりあえず選手たちは協力的なコメントを出しているのだが、一部の選手から不満の声が上がることは目に見えている。

タイガー・ウッズとの契約も打ち切る

 そして11月。GMのビュイック部門が、契約満了より1年早い今年限りでタイガー・ウッズとの契約を打ち切ると発表したビッグニュースは米国のみならず世界を駆け抜けた。

 ウッズとGMとの契約は5年単位。その金額は5年で7億ドル(約630億円)とも年間1億ドル(約90億円)とも言われていた。最初に契約を結んだのは2000年。今年は契約第2期の4年目だった。

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