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バフェットが語る2009年の世界経済

回復待ちで好機を逃すな

  • 酒井 耕一,大豆生田 崇志

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2009年1月5日(月)

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 米国発の金融危機で世界が揺れ続ける2009年。経済界で注目を浴びる人物の1人は、米天才投資家のウォーレン・バフェット氏ではないだろうか。

 バフェット氏は米コカ・コーラやP&Gなど米優良企業への株式投資で財を成した世界一の富豪。同氏は、2008年に巨額投資に続々と動いた。

 その対象は米国を代表する名門企業のゼネラル エレクトリック(GE)、金融大手のゴールドマン サックス 、さらに化学大手のダウ・ケミカルなどに及び、その額は2兆円を超える(下の表を参照)。まさに「米国の大株主」と呼べる存在だ。

 もともとバフェット氏は割安株への投資が信条。今回も株式相場の急落を機に逆張りの発想で投資に動いたと見えるが、実はもっと深い意図がある。

 一連の投資を巡るバフェット氏の発言を丹念に追ってみると、世界経済の大きな転換期を見据えて相当な決断を下した様子が浮かび上がる。投資姿勢が明らかに変わっているのだ。

 バフェット氏の目には世界経済と産業の先行きがどう映っているのか。記者会見やテレビ出演などでの発言から2009年の動向を探る。

バフェットの発言 ─ 1

「GEは米国を代表する企業。100年の価値がある」

「根源的な価値(intrinsic value)を持つ企業に投資する。大きな案件を狙う。玩具や遊具のような小さい事業を探しているのではない」

 2008年のバフェット氏による数ある大型投資で、産業界に衝撃を与えたのが10月、米優良企業であるGEへの30億ドルもの電撃的な出資だ。

GE・イメルトCEOの依頼電話

バフェット氏は今や「米国の大株主」

 それは1本の電話から始まった。

 「出資をお願いしたい」

 ある土曜日の夜、GEのジェフ イメルト会長兼CEO(最高経営責任者)はバフェット氏に直接、依頼をした。

 「GEの事業はよく知っている」

 バフェット氏は出資を巡る電話会議を受けて、週末から準備を整えた。

 バフェット氏は長くGEを研究しており「ジャック ウェルチ前GE会長兼CEOとも親しい」。イメルト氏が2001年にGEのCEOに就いてからも助言をしてきた。だからこそ今回の出資劇は一般に、金融不安の中で苦しむGEにバフェット氏が救いの手を差し伸べたと捉えられている。

 GEは10月にバフェット氏からの出資を含めて150億ドルを調達した。巨額増資の背景には、GEの営業利益(290億ドル、2007年12月期)の半分を稼ぐ金融事業(GEキャピタル)について、信用不安が高まったことがある。

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