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【技術フロンティア】廉価版“ハイブリッド車”

アイドリングストップ機構~マツダ、トヨタ自動車

  • 江村 英哲

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2009年1月8日(木)

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停車時にエンジンを止めて燃料を節約。再始動はモーターで補助する。
従来のハイブリッド車よりも追加コストが安く、導入のハードルは低い。
燃費は1~2割改善する。環境対策車の有力技術として期待が集まる。

 ハイブリッド車よりも安上がりで、燃費も確実に改善できる乗用車――。少しでも自家用車のガソリン代を節約したい消費者の注目を集めそうな新しい技術の開発が進んでいる。

 それは、アイドリングストップ機構。着想はシンプルだ。クルマの停止時にエンジンを自動的に止め、ブレーキを解除した時、素早く再始動させる。エンジン停止の間は燃料を消費しないため、一時停止が多い市街地走行では、機構を搭載していないクルマに比べて1割近く燃費が改善される。

追加コストは数万円

 エンジンは燃費が向上するように改良すると、出力が低下するなど走行性能が犠牲になることが多い。しかし、「アイドリングストップは走りに関係ない停車時の燃費を削るため、乗り味には全く影響が出ない」とマツダのパワートレイン開発本部の猿渡健一郎副主査は話す。

 その機構を備えたマツダの試作車に乗ってみた。クルマが停止すると1秒ほどでエンジンが停止する。次にブレーキペダルから足を離すと、エンジンが動き出す軽い振動を感じ、アクセルを踏むとスッとクルマが発進する。数秒間隔で停止と発進を繰り返しても、違和感はほとんどなかった。

 機構を追加するための負担も比較的小さい。特別なモーターや電池が必要なハイブリッド車と比べると、追加コストは5分の1以下に抑えられるという。ハイブリッド車はベースとなるガソリン車に比べて販売価格が数十万円高くなるが、アイドリングストップならそれが数万円で済む見込みだ。

 実は、この技術は1990年代にトヨタ自動車や三菱自動車、スズキなどが実用化していた。しかし今、普及したと言えるほど搭載車は増えていない。町中で見かけるアイドリングストップ機構搭載車のほとんどはバスなどの大型車で、乗降中などにエンジンを止めているのを見かける程度だ。

 なぜこれまで市場に浸透しなかったのか。最大の原因は、再始動にかかる時間にあった。

課題は運転者のストレス軽減

 0.75秒から0.35秒へ――。

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牛島 信 弁護士