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ケータイの闇を前に教育者が立ち上がった!

「禁止」だけでは子供のネット問題は解決しない

2009年1月14日(水)

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 携帯依存症、ネットいじめ、出会い系サイトによる性被害――。携帯電話が子供に与える負の側面が深刻な問題となりつつある。過激化する犯罪、低年齢化する被害。子供の日常生活ばかりか、健康や人生までもが脅かされていると言っていいだろう。

 こういった深刻な状況を前に、教育関係者がある学会を立ち上げた。その名も「ネット安全モラル学会」。教育者がインターネット利用のリスクや使う際のモラル、危機を回避するための技能を子供たちにどう教えていくか。主に小中学校の教師を対象に、そのための教育手法や教材開発を目的にした学会である。(関連記事はこちら

学会発起人の大阪教育大学教育学部・田中博之教授

大阪教育大学の田中博之教授が発起人の代表を務める。(写真:村田和総、以下同)

 設立は1月12日。発起人は大阪教育大学教育学部の田中博之教授、京都教育大学教職大学院の浅井和行教授など7人の教育関係者。医療関係者やIT(情報技術)専門家、小中学校の教員など幅広い分野の人々も会員に名を連ねている。ネットの安全教育を専門に扱う初めての団体だ。

 「子供たちを被害者にも加害者にもしない。そのためのネット安全教育は喫緊の課題。そのための教育プログラムを作る」。発起人の代表、田中教授は言う。

 携帯電話やネットは私たちの日常に欠かせないツールとなった。だが、光があれば影もある。ネットいじめ、ネット詐欺、出会い系サイトなどの誘い出し、携帯依存症――。こうしたネット被害はメディアを賑わせるだけではない。大人が想像する以上に被害は広がっていると言っていいだろう。利用者の低年齢化も進んでおり、誘拐やレイプなどの凶悪犯罪に遭う小中校生も少なくない。

 子供がネット犯罪の被害者になるのを避けるだけではなく、加害者にもさせない。そのためには、小学生の頃から携帯電話やネットの危険性という影の部分を知り、危機を回避するための知識や技能、モラル、ルールを身につけることが不可欠だ。この問題意識が今回の学会設立につながった。

授業で活用できるきめ細かい教育方法を開発

 ネット安全モラル学会の活動内容は多岐にわたる。1つは、指導案や教科書、教材など具体的なプログラムの開発である。

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「ケータイの闇を前に教育者が立ち上がった!」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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