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広島、新球場はメジャー流

三井物産がグループで運営支援、集客を強化

2009年1月20日(火)

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 友人とバーベキューを食べながらプロ野球の試合を生で観戦──2009年4月に開業する新広島市民球場では、日本のプロ野球で初となる取り組みが目白押しだ。

 広島東洋カープの本拠地である旧広島市民球場が老朽化したため、球場を保有する広島市が広島駅近くに新たに球場を建設した。マツダが命名権を獲得、4月から「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」となるこの新球場は、ハードとソフトの両面で顧客満足度を高める工夫を随所に盛り込む。

売店の配置に凝らした工夫

 まずは球場の構造そのものだ。米野球メジャーリーグでは一般的な左右非対称の構造で、外野席の数は人気のあるライト側(ホームチーム側)がレフト側より多い。シート幅も従来の43cmから50cm以上へと広げ、ゆったりと観戦できるようにした。

米でも人気の「ジャンボナンドッグ」

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 観戦シートも多様化した。ファウルグラウンドは野球規則の制限ギリギリまで狭くしてあり、熱烈な野球ファンが選手のプレーを間近で見られる「砂かぶり席」などを用意した。テーブル席やパーティーフロアなど、食事を楽しみながら観戦できる席も新設した。

 冒頭で紹介したバーベキューは、30~40人の団体客が一緒に楽しめる「びっくりテラス」で提供される予定だ。

 目立ちはしないが、顧客満足度を高めるうえで重要なのが1階観客席の一番外側に設置された周回通路だろう。「コンコース」と呼ばれる幅広い通路で売店やトイレを集中的に配置した。

 コンコースはどこからでもフィールドを眺めることが可能で、試合中に売店やトイレに行っても決定的シーンを見逃さずに済む。従来の球場では攻守交代のわずかな間にトイレや売店に客が殺到、売店の機会損失は大きかった。

 運営面でも新球場では新しい取り組みが行われている。

コメント2件コメント/レビュー

現場主義に戻ったというか、原点に戻ったのだと思う。(2009/01/20)

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「広島、新球場はメジャー流」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

現場主義に戻ったというか、原点に戻ったのだと思う。(2009/01/20)

給食会社が売店を仕切ると、全ての店が特徴のないのっぺらぼーの味になっちゃうんですよね…最近できた球場に多いパターンなんですが。個人的には「カープうどん」の存続が気になります。(2009/01/20)

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