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第4話 新党結成はもうお腹いっぱい

  • 出井 康博

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2009年1月23日(金)

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 麻生政権の不人気が続く中、自民党が揺れている。消費税の引き上げ問題を巡って、中川秀直・元幹事長らは国会採決時の“造反”をほのめかす。

 渡辺喜美・元行政改革担当相は、すでに定額給付金などに反対して離党。1月16日には、無所属の江田憲司・衆院議員と政策グループを立ち上げた。将来の政界再編を睨みつつ、新党結成も噂されている。

 一方で民主党は、総選挙後の連携も視野に入れてか、渡辺・江田両氏の選挙区で公認候補の擁立を見送ったままだ。

 「候補者を立てないのは、実質的に支援するのと同じです。民主党幹部との間で話し合いがあったのかどうか、私のレベルでは分かりません。しかし私自身も、渡辺さんとは、官僚支配の打破や地域主権など、個々の政策で重なる部分が多いのは確かです」

 民主党代議士・Aは、そう断ったうえで続ける。

 「でも、だからといって一緒に新党をやろうなどとは思いません。同僚の民主党議員とも、渡辺さんのことは話題にすら上らない」

10年前に新党結成を目指すも挫折

 麻生政権の支持率は、20パーセントを切るまでに落ち込んだ。ただし民主党への期待も、いま一つ盛り上がりに欠ける状況だ。

自民党に離党届を提出後、記者会見で届け出た書面を見せる渡辺喜美元行政改革担当相(c)AFP

自民党に離党届を提出後、記者会見で届け出た書面を見せる渡辺喜美元行政改革担当相(c)AFP

 「古い世代が牛耳る民主党はなあ…。どうして、キミたちの世代がもっと頑張らないんだ。志のある若い人間が、党派を超えてでも結集していけばいいじゃないか」

 Aも最近、地元の支持者からのそんな声を何度か聞いた。

 「確かに、新党結成といえば、かっこいいかもしれません。しかし、それがどれだけ大変なことか。私の経験からも分かっているつもりです」

 Aは約10年前、仲間と新党結成を目指したことがある。まだ、国政に立候補する前の話だ。

コメント6件コメント/レビュー

> 最も大切なのは、政界に染みついた過去のしがらみや利権構造を断つことです。そのためには政権交代をして、与党から国家予算の配分を決める力を奪うしかない。左派議員とのしがらみや、自治労、日教組など支持団体とのしがらみを断ち切ることのできない民主党がどの口で言うのか、である。政界に染みついたしがらみを断ち切るというのであれば、まず民主党自ら年金問題の大きな原因を作った社保庁の改革(安倍元首相が目指した社保庁解体)など、地方公共団体の大幅な見直し・縮小の法案でも出してみたら良い。(2009/01/26)

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いただいたコメント

> 最も大切なのは、政界に染みついた過去のしがらみや利権構造を断つことです。そのためには政権交代をして、与党から国家予算の配分を決める力を奪うしかない。左派議員とのしがらみや、自治労、日教組など支持団体とのしがらみを断ち切ることのできない民主党がどの口で言うのか、である。政界に染みついたしがらみを断ち切るというのであれば、まず民主党自ら年金問題の大きな原因を作った社保庁の改革(安倍元首相が目指した社保庁解体)など、地方公共団体の大幅な見直し・縮小の法案でも出してみたら良い。(2009/01/26)

嘗て自民党は良くない法案は党内で是正する活力と良識があった。誰が考えても一寸変ではないかと思う(私が勝手に思うだけで周りの多くの人は変ではないと考えているのかもしれないが)事を、変えることが出来ない。利権やしがらみがあるとどうしても思ってしまう。それを断ち切るには政権交代しかないのではないか。国会で審議しない予算のほうが多いことを知ったのも数年前です。(これも私が無知だからなのか)早く普通の話がきちんと通じる政治が行われるようになって欲しい。(2009/01/26)

新党結成に悲観的に捉えるのは分かる。新党設立は分かりやすいが、日本の政党が生まれては消えの15年間に大きな変革が生まれたのか。高度成長経済下では自民党内部での“政権交代”でもそれなりにやってこれたが、世界の政治、経済体制が混沌としてきた中、本当の政権交代をできるシステムがなければ、変革を起こせない。米国は新党ができなくても、変革が起きようとしているのは、党をつくるより、党内、政党間で透明度の高い競争が起こり得るシステムがあるから。A議員にやってほしいのは、党の中に透明性の高い競争システムをつくり、それが国政の場でも発揮でいるように、有権者にとって分かりやすい選択肢を提供するシステムをつくることです。(2009/01/23)

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