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【技術フロンティア】膝や足首の負担を軽減

ジョギングシューズ~ミズノ、アシックス

  • 江村 英哲

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2009年1月23日(金)

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初心者でも膝や腰を痛めにくいジョギングシューズが発売された。
滑らかな着地のために靴底の形状を変え、衝撃吸収材も使う。
骨格や筋力の違いに注目して、男女別にモデルを分けた製品もある。

 ジョギングのメッカとして知られ、老若男女が汗を流す皇居の周りのコース。1周約5kmの道のりを走る人たちの中には、息も絶え絶えの女性や中高年男性の姿も度々見かける。

 毎日のようにトレーニングに励んでいる運動選手と一般の市民ランナーでは体格も筋肉のつき方も異なる。初心者が無理をすれば、蓄積した疲労で膝や腰を痛めかねない。

 踵が着地した時、片足にかかる負荷は、歩行時でも体重の約1.2倍、走行時は約3倍になると言われる。

 健康増進のために始めたジョギングで体を壊しては本末転倒だ。そこにスポーツ用品メーカーは新たな需要を見いだした。

 ジョギングを始めて間もない女性や中高年男性などをターゲットにした体の負担を軽減する高機能シューズの展開である。

初心者向けに「横ぶれ防止」

 ミズノは2008年11月、市民ランナー向けのシューズ「WAVE RIDER(ウエーブ ライダー)」シリーズの新製品を発売した。

 「ウエーブ」は靴底に取りつけられた波形のプレートに由来する。このプレートの機能は、トタン板を思い浮かべると分かりやすい。1つの方向に対して板は滑らかに曲がるが、その垂直方向には曲がりにくい。この特性を生かして体への負荷を軽減するのが特徴である。

 新製品の機能を理解するためには、ジョギングの時に起こっている体の動きと、ミズノがそのどこに注目してシューズを開発しているのかを知っておく必要がある。

 マラソンや駅伝の選手など、記録を競うようなトップアスリートのシューズは靴底が驚くほど薄く、シンプルな構造をしている。日々の鍛錬で身につけた筋肉が足への衝撃を吸収してくれるからだ。

 その筋肉の代わりとなる機能を盛り込めれば、市民ランナーが安心して走れるシューズができる。各メーカーは人が走るメカニズムを科学的に研究し、高機能シューズの開発に取り組んでいる。

 ジョギング中、足が着地した瞬間、踵には地面からの圧力が集中する。次に足の裏全体が接地すると、力が分散していく。この時、足全体が土踏まず側にわずかに倒れ込む。この動きは衝撃の吸収に役立っており、「プロネーション」と呼ばれる。

 しかし、土踏まずの筋肉が十分に発達していない市民ランナーの多くは、足が内側に沈み込み過ぎるという問題を抱える。その結果、着地のたびに体が左右にぶれる。

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