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【売れ筋探偵団】フィルム技術を化粧品に応用

「なぜ?」がヒットのきっかけに

  • 飯山 辰之介

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2009年1月29日(木)

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 ドラッグストアやバラエティーストアの化粧品売り場に、真っ赤なボトルの基礎化粧品が並ぶ。ブランド名はASTALIFT(アスタリフト)。製造したのは富士フイルムだ。2007年9月の発売以来、じわじわと知名度を上げ、昨年6月から始めたテレビCMで人気に火がついた。

埋もれかけた技術が強み

ASTALIFT(アスタリフト)

ASTALIFT(アスタリフト)

 フィルムと化粧品との結びつきは薄いように思える。だが同社のライフサイエンス事業部、戸田雄三・事業部長は「フィルム技術を応用すればこれまでにない化粧品を開発できる」と語る。

 フィルムを構成する成分の2分の1はコラーゲンと呼ばれるたんぱく質が占める。写真の美しさを保つため、コラーゲンが劣化するのを防ぐ技術を同社は蓄積してきた。

 このたんぱく質の名を聞いてピンとくる女性も多いだろう。実は人の肌も70%はコラーゲンで構成されている。つまりフィルムの劣化防止技術を使えば、肌を保護する効果を持つ化粧品を開発できるというわけだ。

 太陽の紫外線は酸化作用を持ち、フィルムにとって色あせを生む天敵だ。それは肌にとっても同様で、シミやシワを引き起こす原因になる。そこでフィルム技術を応用して、アスタキサンチンと呼ばれる抗酸化成分を配合した。化粧品に使っても安全な天然成分で、同社が蓄積する20万種類の化合物ライブラリーを参考に探し出したという。さらに、フィルムの色素成分を細かくするナノ技術を使って、肌への浸透力を高めた。

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