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「守備の要」が変革に挑む

キリンビール社長に就任する松沢幸一氏

  • 田中 成省

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2009年2月12日(木)

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松沢幸一キリンビール新社長は、生産畑からキリンの変革を見てきた

松沢幸一キリンビール新社長は、生産畑からキリンの変革を見てきた (写真:丸毛 透)

 目標が次々と口からあふれ出た。「数字(販売数量)だけでなく、品質もサービスも人材も、国際競争力もナンバーワンを目指したい」――。

 3月下旬にキリンビール社長に就任する、キリンホールディングス常務の松沢幸一は、就任発表の記者会見で目標を一息で列挙してみせた。

直近では3代前の荒蒔康一郎以来、歴代のキリン社長14人の中では、3人目となる技術畑の出身社長となる。

本場ドイツで醸造の国家資格

 北海道大学農学部の大学院で生物科学を専攻した。工場勤務を経て、入社5年目でビールの本場、ドイツのベルリン工科大学でビール作りの体系的な知識と技術を身につけた。ドイツのビール醸造国家資格「ブラウマイスター」の称号も取った。欧州で販売会社の社長を5年間務めた後は、主に生産の仕事に携わってきた。

 「生産や品質管理はバックス。欠品や事故という失点は犯してはならない」。これまで手がけてきた仕事を、学生時代から続けているサッカーのポジションに例える。と同時に、バックスならではの醍醐味があるとも言う。「フォワードが蹴りやすい球を前線に送るのも、バックスの重要な仕事」。

 その連携が一度、きれいに決まったことがある。2005年春のことだ。アサヒビールにシェアを逆転されてから4年。キリンの体質が変わりつつあることを、松沢自身が初めて実感できた瞬間だったという。

 キリンにとって初の新ジャンル(第3のビール)商品となる、「のどごし〈生〉」の立ち上げだ。投入が競合他社より遅れただけに、開発は時間との勝負だった。生産統括部長だった松沢率いる生産チームは、タイトな日程の中で予定より早く量産化にメドをつけた。前倒し可能な発売期間は2週間。その目算を営業本部に伝えた。

 ただ、この時点で、既に問屋や大手の量販店、マスコミには発売日を発表していた。物流の計画も組み上がり、店頭販促の手配も済んでいた。

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