• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【技術フロンティア】食後の片づけもお任せ

家事支援ロボット~東京大学IRT研究機構

  • 中島 募

バックナンバー

2009年2月13日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

少子高齢化社会の到来を見据え、家事を手伝うロボットの開発が進む。
東京大学IRT研究機構は、食後の食器洗いを支援する試作機を開発。
掃除では、作業の失敗を認識して、自力でやり直すロボットも登場した。

 「料理を作るのは楽しいけれど、食器の片づけは面倒くさい…」

 そんな理由で料理から遠ざかっている人は少なくないだろう。一人暮らしの人や共働きの夫婦ならなおさらのこと。そんな後片づけの一部を肩代わりしてくれるロボットが登場した。東京大学IRT研究機構が2008年12月に発表した「キッチンロボット」である。人間の腕に相当する「アーム」や、手のひらや指に相当する「ハンド」などで構成される「マニピュレーター」と呼ばれるタイプのロボットで、(1)トレーの上にある食器をつかんで運び、(2)洗い桶の水ですすいで、(3)食器洗い乾燥機の棚に置き、(4)食洗機のドアを閉めて電源を入れるという、4つの動作をこなす。

形状に合わせてつかみ方を変える

「手探り」で食器をつかむ

 技術的には、こうした動作をロボットにやらせるのは難しい。ロボットは「事前に形状や重さが分かっている物」が「決められた場所」に置いてある状態なら、設定された手順通りに作業をさせやすい。しかし、食器はいろんな形や重さの物があるうえに、その時々で食器が置いてある場所も異なる。しかも陶器やガラスなど割れ物が多いので、微妙な力加減も必要とする。IRT研究機構長を務める下山勲教授は「家庭用ロボットの研究で、食器のように壊れやすく形も様々な物をつかませるのは“鬼門”とされてきた」と説明する。

コメント3件コメント/レビュー

【下から2番目のコメントの方へ】この研究をされているWebサイトをご覧になるとお分かりになると思いますが「少子化高齢社会と人を支えるIRT基盤の創出」を掲げた研究になっていますし,思っておられる程短絡的なモノではないと思いますよ.技術内容や研究はまだまだこれからであって,ご指摘の様な問題点も多々ある(ことは恐らく従事されてる方なら認識されてはると思います.)のは私もそう思います.だからこそ,少しずつ成果を積んで先に進めることが重要なのでは,と思うのですが.如何でしょうか?逆に今現在で,1番目の方がなされたコメントの様な危惧が出るくらいのレベルであるなら,そんなに遠い先の話でもない気がします.寧ろこうした研究を止めて,その先の技術を手にできない方が怖いと思いますよ.ちなみにWebサイトで公開されている資料にはメタモデルもあるので,そこから敷衍すればご希望されている内容も十分に対応できると思います.私は今回の記事の内容はそうしたメタモデルの1つの具体例だと理解しましたが.色々と要素技術が入った研究で,個人的にも興味をそそられる内容ですし,今後も更に充実した研究と同時に事業化などの話も聞けるといいなと思っています.(2009/02/17)

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

【下から2番目のコメントの方へ】この研究をされているWebサイトをご覧になるとお分かりになると思いますが「少子化高齢社会と人を支えるIRT基盤の創出」を掲げた研究になっていますし,思っておられる程短絡的なモノではないと思いますよ.技術内容や研究はまだまだこれからであって,ご指摘の様な問題点も多々ある(ことは恐らく従事されてる方なら認識されてはると思います.)のは私もそう思います.だからこそ,少しずつ成果を積んで先に進めることが重要なのでは,と思うのですが.如何でしょうか?逆に今現在で,1番目の方がなされたコメントの様な危惧が出るくらいのレベルであるなら,そんなに遠い先の話でもない気がします.寧ろこうした研究を止めて,その先の技術を手にできない方が怖いと思いますよ.ちなみにWebサイトで公開されている資料にはメタモデルもあるので,そこから敷衍すればご希望されている内容も十分に対応できると思います.私は今回の記事の内容はそうしたメタモデルの1つの具体例だと理解しましたが.色々と要素技術が入った研究で,個人的にも興味をそそられる内容ですし,今後も更に充実した研究と同時に事業化などの話も聞けるといいなと思っています.(2009/02/17)

 今までどの記事も大変参考にさせていただきましたが,さすがにこの研究は男の人の考えそうな大いなる無駄なような気がしましたので,一言。現在家事は便利な器具ができていますが,道具が増えるとその為の始末が増えます。家族が少なくなって,食器洗いはそれほどの手間ではありませんが,食器洗い器がしてくれない炊事機器の掃除の方が,ずっと手間がかかります。洗濯機も衣服を洗う事は簡単ですが、洗濯機の裏側につくカビやカスの掃除に,力も時間もかかります。乾いた衣服の始末も大変なのでたたまず、乾いた山の中から使っている家族もいます。掃除機はすでに市販されている自動掃除機が5・6万円であります。 たぶん何かの補助金がついている研究でしょうから普通に家事補助とか言わずに本当に必要なハンデキャップのある人の為の研究をしてください。(2009/02/13)

面白いものを開発することで夢を与えてくれる反面,実用化された世の中を想像すると気味が悪く,考えさせられる記事でした。洗い桶から食器洗い乾燥機に入れるだけに,すごい技術(これが「才能の無駄遣い」?)。そんなこともしない人間はどうなってしまうのでしょう。高齢者の自活も大切だけれど,当然ロボットは想定外のことはしてくれないわけで,人と人の助け合いのない,ロボットに制限された生活になっていくのでしょうか。自動掃除ロボットが売れているようですが,障害物を回避するだけのシンプルさでありながら,そちらの方が愛着が持てる(安心できる)というのが興味深いです。(2009/02/13)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リクルートは企業文化そのものが競争力です。企業文化はシステムではないため、模倣困難性も著しく高い。

峰岸 真澄 リクルートホールディングス社長