• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【株価が語る】日立製作所 総合力の追求、同時不況で裏目に

2009年3月9日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 世界大不況の中、株価が歴史的安値に沈む主力企業が相次いでいる。各社の誤算に、“ニッポン株式会社”の苦境がにじむ。

日立製作所と日経平均株価の推移

 日立製作所の株価は2月24日に230円の昨年来安値をつけ、1980年4月以来約29年ぶりの水準を記録。時価総額は8000億円程度に落ち込んだ。昨年8月には800円前後で推移していたが、秋以降、坂道を転げ落ちるように下落した。80年当時の年間売上高は3兆円以下と、現在の4分の1程度に過ぎない。

 日立は昨年10月、2009年3月期の連結営業利益予想を上方修正していた。しかし1月30日には一転、大幅な下方修正に追い込まれた。通期の最終損益は7000億円の赤字に落ち込む見通しだ。昨年末から急速に悪化した、日本経済を象徴しているかのようだ。

自動車事業へのシフトが誤算

 3カ月で様変わりした経営環境。最大の原因は世界的な自動車産業の不振に求められる。

 過去数年、日立は自動車事業に「意識的に経営資源を振ってきた」(古川一夫社長)。しかし日立本体の自動車関連売り上げは今期、8000億円の計画から7000億円に減少、操業度低下により赤字になる見込み。子会社の日立金属や日立化成工業も自動車依存が高い。「来期も自動車事業は赤字になる可能性がある」とJPモルガン証券の和泉美治アナリストは分析する。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「【株価が語る】日立製作所 総合力の追求、同時不況で裏目に」の著者

小笠原 啓

小笠原 啓(おがさわら・さとし)

日経ビジネス記者

早稲田大学政治経済学部卒業後、1998年に日経BP社入社。「日経ネットナビ」「日経ビジネス」「日経コンピュータ」の各編集部を経て、2014年9月から現職。製造業を軸に取材活動中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

ドイツ企業は協調と競争の使い分けに長けている。

ビル・マクダーモット SAP CEO(最高経営責任者)