「時事深層」

【売れ筋探偵団】花粉症でもマスクいらずの“鼻栓”

覗き込まれても大丈夫

  • 鈴木 裕美

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2009年3月11日(水)

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 耳栓ならぬ“鼻栓”の需要が30〜60代の男女の間で急増している。これは鼻に挿入する“マスク”。小指の先ほどの大きさの半円形のものがバーでつながれており、鼻の中に押し込んで使う。会話や飲食も普通にできる。使い捨てタイプや洗って5〜6回使えるものなど、数種類が発売されている。

 店頭では入荷するそばから売れていき、担当者は品切れしないかと冷や汗をかく日々が続く。購入者のほとんどが花粉症の患者だ。

 症状のうち、中でもつらいのが、鼻から入る花粉が引き起こすくしゃみと鼻水。薬に頼らずにこれを改善できる商品として、一躍、注目を集めている。

穴に同化する暗色のフタ

左はマスク機能のみ、右は鼻水を吸収する効果がある

左はマスク機能のみ、右は鼻水を吸収する効果がある

 主流は使い捨てタイプ。特に、バイオインターナショナル(松山市)が製造・販売する「ノーズマスク・ピット」と「ピット・ストッパー」は、それぞれ3個525円と値頃で人気だ。

 前者はフィルターが不織布でできており、10マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の粒子なら99.9%以上を遮断する機能を持つ「マスク」。

 後者はフィルターに圧縮されたセルローススポンジを使い、鼻水を吸収する効果も加わる。水に浸した後、軽く潰すように絞ると吸水性を発揮する。

 着けても目立たず、言われなければまず分からない。2つのフィルターをつなぐバーは細く、色も薄いピンクで肌になじむ。フィルターの外側には紺色のフタが付いており、鼻の穴に入れても影にしか見えない。

 挿入してすぐは違和感があるが、「しばらくすると気にならなくなる」(東原松秀社長)。フィルターには合成樹脂で作った傘の骨組みのようなお椀形のカバーをかぶせている。これが柔らかく、表情の変化に合わせて形状を変えてフィットするからだ。

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