「「草食男子」も悪くない」

クルマを買わない草食男子は、「見栄消費」しない

牛窪 恵さん×深澤真紀さん(1)

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2009年3月12日(木)

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──連載「U35男子マーケティング図鑑」(のちに『平成男子図鑑』として発行)の中で、深澤真紀さんが命名した「草食男子」をテーマにした対談集。

 今回はゲストに、マーケティングライターで『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』(講談社プラスアルファ新書)の著者であり、インフィニティ代表取締役の牛窪恵さんをお迎えし、「草食男子」「草食系男子」の生態や彼らとのつき合い方について議論を交わしていただきます。


――最初に、それぞれのご著書をお読みになった感想をお聞きします。牛窪さん、『平成男子図鑑』をお読みになっていかがでしたか?


マーケティングライターの牛窪恵さん。1968年生まれ、インフィニティ代表取締役。トレンド、マーケティング、小売流通、ホテル、旅行関連のテーマで、取材、執筆、講演を行う。『独身王子に聞け!』(日本経済新聞社)、『20代・ハッピー☆パラサイトの消費のチカラ』(PHP研究所)など、著書多数(写真:山田 愼二、以下同)

牛窪 『平成男子図鑑』は読みやすいエッセーですが、私のようなマーケティング畑の人間が読むと、多くの男子と会ってきちんとした取材に基づいてお書きになっていることがリアルに感じられます。もちろん読み物としても面白いのですが、マーケティングの本としても、とても勉強になりました。

 「草食男子」「草食系男子」は一般に言われているように、非常に優しく、がつがつしない温厚な男子ではあるのですが、上の世代からは「困った存在」として見られているという認識も共通していました。

 多分日経ビジネスオンラインの読者の方も、「草食男子」に対して少し否定的なイメージを持っているのではないかと思いますが、そういう方にこそぜひ読んでいただきたいと思った本です。

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著者プロフィール

深澤 真紀(ふかさわ・まき)

深澤 真紀

コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長。1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる(『草食男子世代−平成男子図鑑』(光文社知恵の森文庫)に収録)。日経ビジネスオンラインの連載をまとめた『自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術』(光文社)、『考えすぎない生き方』(中経の文庫)、『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)など著書も多数。そのほかの連載に、「深澤真紀の平成働き女子のための処世術」、「深澤真紀の草食の時代」、「草食男子も悪くない」など。

橋中 佐和(はしなか・さわ)

編集者、ライター。タクト・プランニング取締役プロデューサー。
1966年、東京生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。学生時代は「本の雑誌」編集部に関わる。日本IBMを経て、「翻訳の世界」「ロッキング・オン」編集部に勤務。以後フリーランスとして、生き方、暮らし、食、健康・美容、旅、映画、音楽に関する雑誌、単行本の企画・編集・構成、執筆、校正などを手がける。



このコラムについて

「草食男子」も悪くない

恋愛やセックスに淡白で、女性と添い寝しても手を出さない、最近の若い男性たち。著者の深澤真紀は、日経ビジネスオンラインの連載「U35男子マーケティング図鑑」で、彼らを「草食男子」と名づけた。彼らの生態や行動パターンを、「信じられない」と言う人もいる。しかし、今後は「草食男子」のような新世代が日本を変えていくのではないか。そんな彼らを応援する深澤真紀が、「草食男子」をキーワードに様々な識者と語り合う。

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