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起死回生へ、浮上する3人の名

小沢代表秘書逮捕で揺れる民主党

  • 杉山 俊幸,鈴木 裕美

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2009年3月16日(月)

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 「起訴されるかどうか。それが1つのタイミングだと思いますね」

 民主党代表の小沢一郎が、公設第1秘書の逮捕を受け最初に釈明会見を開いた翌日の3月5日、同党幹部はこう語った。大久保隆規容疑者=政治資金規正法違反容疑で逮捕=の拘置期限が3月14日。そこから10日の延長ができるため、検察が起訴するかどうかの期限は24日となる。

 この幹部によれば、「秘書とはいえ起訴となれば、小沢代表の辞任を求める党内ムードは一気に高まっていくだろう」という。小沢に近い代表代行経験者も、「起訴され裁判となれば数年という月日がかかる。次の解散・総選挙は6カ月以内に必ず来る。その時間的ギャップを考えれば小沢退任もやむなしか」と漏らす。

「逮捕=起訴と考えるのが当然」

 大久保容疑者は起訴されるのか。東京地検特捜部長を経験した複数の人物の見方はほぼ一致している。

 「この手の事件で逮捕したが否認され起訴できないなど考えられない。少なくとも政治資金規正法の虚偽記載で十分起訴できるだろう。もっと大きな事件を想定している可能性もある」

 小沢の資金管理団体「陸山会」の会計責任者だった大久保容疑者が、準大手ゼネコンの西松建設から献金を受ける際、ダミーの政治団体として「新政治問題研究会」などを迂回したことが虚偽記載に当たるとの見立てだ。

 そして静かに民主党内では「ポスト小沢」が語られ始めた。小沢は3月10日の党常任幹事会で改めて続投の意思を示したが、仮に小沢辞任という非常事態となった時、誰が次を担うのか。政権与党となれば代表は首相となる可能性が高く極めて重要なポストだ。

 候補は副代表の岡田克也、同じく副代表の前原誠司、それに元国会対策委員長の野田佳彦――。

 複数の民主党幹部、幹部OBに意見を聞いたところほぼ共通するのが、この3人の名前だ。代表代行である菅直人と幹事長の鳩山由紀夫については「現執行部の中枢であるうえ当初から小沢続投を認めたんだから連帯責任を取らざるを得ない。次期代表として手を挙げにくい雰囲気になるだろう」(前出の幹部)。

 仮に小沢辞任となっても、今もなお党内をまとめる手腕を評価する声は少なくない。その評価されるポイントを見てみれば、次期代表に求められる資質が浮かび上がる。

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