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縮小ニッポンは修業の場

携帯世界3位の韓国LG、あえて本格参入

  • 鈴木 雅映子

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2009年3月18日(水)

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 韓国の電機メーカー、LGエレクトロニクスが日本の携帯電話市場に攻勢をかける。LGエレクトロニクス・ジャパンの李揆弘代表は「5年後には 10%のシェアを目指す」と強調した。LGは2008年の世界シェアを8.5%に伸ばし、フィンランドのノキア、韓国サムスン電子に次ぐ3位に浮上したが、2008年10~12月の連結最終損益は6713億ウォン(約434億円)の赤字に転落した。縮小している日本の携帯市場にあえて攻め込む理由と戦略を聞いた。

(聞き手は鈴木 雅映子)

  日本の携帯電話市場は縮小し続けている。世界トップシェアのノキアでさえ、一部の部門を除いて日本から撤退したばかりだ。今なぜ、日本市場を本格的に開拓するのか。

近く新作の携帯を発表するLGエレクトロニクス ジャパンの李揆弘代表

近く新作の携帯を発表するLGエレクトロニクス ジャパンの李揆弘代表 (写真:佐藤 久)

  日本の携帯市場は縮小しているとはいえ、米調査会社IDCによると、世界で6番目に大きい規模だ。LGの日本でのシェアはまだ小さく、伸びしろがかなりあると考えている。

 狙っているのは、2012年にサービスが終了するNTTドコモの第2世代携帯「mova(ムーバ)」の買い替え需要だ。加入者は約600万人いる。第3世代の「FOMA(フォーマ)」がサービスを開始してから既に8年が経過した。movaを使い続けた消費者は今、何を携帯に求めているのか。調査をし、近く製品も発表する予定だ。

  これから日本でのシェアを伸ばすことは容易でないのではないか。

  もちろんそうだろう。ただ、日本市場でビジネスを本格的に拡大する意義は、売り上げだけではない。もう1つの意義は、高い品質を求める消費者が多い日本市場で鍛えられるということだ。今は景気が悪化していて安い商品が売れているように見えるが、中長期的に考えれば、ほかの国でも高い品質を求めるようになるだろう。そんな時代が到来する前に、日本市場で学び、LGの質やブランド力をさらに高めておきたい。

 例えば、製品の梱包の仕方。日本の消費者は製品の箱を開けた時、製品に指紋がついていることを嫌う。LGの工場では日本向けのラインを組んで、製品を梱包する時には手袋をはめている。従来、こんな発想はなかった。

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