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【技術フロンティア】利用者別に「節電モード」

行動監視節電~NEC、ソニー、パナソニック、シャープ

  • 鷺森 弘

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2009年3月27日(金)

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利用者の行動を把握し、無駄な電力消費を抑えるソフトウエアが登場。 日々の使用状況を把握して、自動的に節電モードを制御するのが特長だ。 行動監視型の省エネ技術はデジタル家電などにも広がりつつある。

 一定時間、何の操作もされない時、モニター画面が消えるよう設定されているパソコンは多い。しかし、これで省エネ対策が十分だと安心してはいけない。実はモニター以外の部品やソフトは稼働している。相当な時間が経って「休止状態」になるまで、無駄な電力が消費されているのだ。

 では、職場のすべてのパソコンを、操作終了後、すぐに電源が切れるように設定したらどうか。パソコンを頻繁に操作する社員から、「毎回、立ち上げるまでに時間がかかって、業務に支障を来す」と猛反発を食らうだろう。

 こうした悩ましい状態を解消するソフトウエアをNECが開発した。利用者一人ひとりの日々の利用パターンを把握・分析し、業務に支障を来さないように節電モードを自律的に切り替えていく技術が柱になっている。

 まず、NECの自律制御ソフトをパソコンに取り込むと、どんなことができるのか具体的に見てみよう。

 まずAさんの場合。AさんはOS(基本ソフト)のウィンドウズで、節電モードを自動で切り替えるように設定している。パソコンの操作はやめたけれども、いつでも再開できるようフルに通電させている状態が「アイドリング」。そこから10分おきに、「モニターオフ」「スタンバイ」「休止」と切り替わる(右下のグラフ、紺色の線を参照)。

過去1カ月分のデータを活用

 スタンバイは操作していた最後の状態をメモリーに保存し、休止になるとハードディスクに保存する。休止にすると最も消費電力が少なくなるが、再度、操作状態に戻すのに時間がかかる。

 Aさんは正午から1時間、必ず昼食で席を外す。自律制御ソフトはそのパターンを学習しているので、グラフの赤線のように、あらかじめ設定した「10分おき」より、早いタイミングで高い節電モードに切り替えていく。グラフ上で青色の網かけの分だけ、消費電力を減らすことができるわけだ。

 NECの環境情報ソリューショングループの平野伸二マネージャーは「利便性と省電力の最適なマトリックスを組むのが最大の特長だ」と説明する。

 では、どのように行動パターンを把握するのか。

 ソフトの機能は「モニタリング」「自律制御」「見える化」の3つに大別され、これらが密接に関連する。

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