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「3カ国語」操る新卒採用に関心が高まる

ASEAN留学生を戦力に

2009年4月1日(水)

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 「2010年4月の新入社員について数は絞る。ただし、新卒の外国人採用は、日本人ほどは減らさない」。大和証券SMBCの小林武彦・経営企画部部長兼人事課長は採用方針を明かす。今年4月の新入社員は110人で、そのうち、10人が中国や韓国などの外国人だ。

 大和SMBCが意識的に外国人採用を始めたのは2年ほど前。取引先企業がアジアでの事業展開に目を向けたのを受け、語学や人脈などの点で対応を迫られたのがきっかけだった。

金融、製造、小売り大手が参加

 こうした企業ニーズに応える、ユニークな就職フェアが3月1日に東京・池袋にあるサンシャインシティで開かれた。主催者は、マレーシアやタイ、シンガポールなど東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国から日本へ留学している学生による団体「在日アセアン青年ネットワーク(AYNJ)」。これまでも留学生対象の就職説明会はあったが、ASEANのみと限定したイベントはなかった。当日の出展企業は、大和SMBCのほか、伊藤忠商事や三菱重工業、クラレ、コマツ、ローソンなど10社超で、業種は多岐にわたった。約120人の留学生が来場し、企業の説明に耳を傾けた。

外国人向け就職説明会の様子
企業の人事担当者による日本語の説明を熱心に聞き入る姿が目立った

 「通常の就職説明会では、なかなか東南アジアの人材が取れない」。出展企業の人事担当者は実情を明かす。理由は、中国や韓国から来日する留学生の人数が圧倒的に多いことだ。外国人の採用コンサルティングを請け負うソルバーネットワーク(東京都渋谷区)の油屋康社長は「日本にいるアジア留学生は、ざっくりと中国人が7割、韓国人が2割」と話す。このため、外国人枠を設けたとしても、応募してくるのは中国人や韓国人に偏ってしまいがちだ。

 企業にしてみれば、なるべく幅広い地域から優秀な人材を揃えたいという思いがある。今回のようにASEANの留学生だけが集まる場は好都合というわけだ。

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「「3カ国語」操る新卒採用に関心が高まる」の著者

戸田 顕司

戸田 顕司(とだ・けんじ)

食ビジネス シニアリサーチャー

「日経パソコン」「日経ビジネス」の記者、「日経ビジネス」兼「日経ビジネスオンライン」「日経トップリーダー」の副編集長、「日経レストラン」編集長などを務め、2016年3月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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