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平成・ロスジェネ男子が語る「草食男子はどこに行く」

大宮冬洋さん×深澤真紀さん(1)

  • 深澤 真紀,橋中 佐和

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2009年4月9日(木)

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 連載「U35男子マーケティング図鑑」、のちに『平成男子図鑑』として発行の中で、深澤真紀さんが命名した「草食男子」。

 今回はゲストに、連載「ロスジェネ世代の叫び!」の著者で、『30代未婚男』(日本放送出版協会)の共著も持つフリーライターの大宮冬洋(おおみやとうよう)さんをお迎えします。


  • 深澤真紀氏の著書、『平成男子図鑑』(日経BP社)は、「草食男子」が生まれた連載「U35男子マーケティング図鑑」をまとめたもの。2007年6月発行


  • 大宮冬洋氏の共著書、『30代未婚男』(日本放送出版協会)。30~39歳の男性を対象に「なぜ結婚しないのか」を調査した本。2006年6月発行


――お2人は初対面ということで、ご挨拶代わりにそれぞれの著書、連載のご感想を伺いたいと思います。まず大宮さんから、深澤さんの『平成男子図鑑』をお読みになっていかがでしたか?

大宮 熟読しまして、面白かったです。この本には“愛”がありますね。

深澤 本当ですか、よかった。

大宮 本に出てきた平成男子の中で、特に興味深かった人が5人いるんです。…多すぎますか?

深澤 いえいえ、うれしいです。

草食男子も、モテに興味がないわけじゃない

フリーライターの大宮冬洋さん。1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職するがわずか1年で退職。編集プロダクションを経て、2002年よりフリー。「日経ビジネスアソシエ」「プレジデント」「きょうの料理ビギナーズ」「dancyu」などで執筆。著書に『30代未婚男』『ダブルキャリア』(ともに共著/日本放送出版協会)がある。「自炊」に懲り、食生活ブログをほぼ毎日更新中(写真:山田 愼二、以下同)。

大宮 具体的には、「オカン男子」、もちろん「草食男子」、あとは「ニュアンス男子」「ガンダム男子」「テキトー男子」なのですが、「自分にも当てはまるかな?」という部分と、友達の中に「ああ、こういうやついる」というのと、それから「で、僕たちどうすればいいんだろう?」という迷いに対してヒントがあるという、この3点で共感しましたね。

 オカン男子については、「選択家族より血縁家族を選びがちで、自分で新しく家族を作ろうとしない」と書いてあって、それがすごく分かる。僕が「ロスジェネ世代の叫び!」で取材をしている中でも、「やっぱり家が大事」とか「彼女より両親」みたいなことを言われますし。

深澤 多いですね。

大宮 僕自身も例えば、クリスマスにモスバーガーでモスチキンを買って両親と食べるという風習があるので、「ああ、何か俺のことみたい…」という部分がありました。小説の『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(リリー・フランキー、扶桑社)にも共感したし。

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